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テトラキス(トリフェニルアセタート)ジロジウム(II):Tetrakis(triphenylacetato)dirhodium(II)

 

ロジウム触媒を用いたC-Hアミノ化反応

 

Lebelらは、ロジウム触媒を用いたN-トシルオキシカルバマートによるアミノ化反応について報告しています。それによれば、N-トシルオキシカルバマートはテトラキス(トリフェニルアセタート)ジロジウム(II)と反応し、金属ニトレンを生成します。このニトレンがC-H挿入反応を行い、Troc保護アミンやオキサゾリジノン誘導体を高収率で与えます。この反応は温和な条件下で進行し、メマンチン塩酸塩やベンズヒドリルアミン類のような重要な生理活性化合物の合成にも応用できます。

K. Huard, H. Lebel, Chem. Eur. J., 2008, 14, 6222DOI: 10.1002/chem.200702027

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