[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

ロバート・バーグマン Robert G. Bergman

[スポンサーリンク]

 ロバート・ジョージ・バーグマン(Robert George Bergman、1942年5月23日-)は、アメリカの有機化学者である(写真:Bergman Group)。カリフォルニア大学バークリー校教授。

 

経歴

1963 Carleton College 学士号取得
1966 ウィスコンシン大学化学科 博士号取得(Jerome A. Berson教授)
1966 コロンビア大学博士研究員 (Ronald Breslow教授)
1968 カリフォルニア工科大学 教授
1977 カリフォルニア大学バークリー校教授
2002 G. E.K. Branch DisRnguished Professor Lawrence Berkeley NaRonal Laboratory

 

受賞歴

1969 Alfred P. Sloan Fellowship
1984 NaRonal Academy of Sciences
1984 American Academy of Arts and Sciences
1986 ACS Award in Organometallic Chemistry
1987  ACS Arthur C. Cope Award
1994 DOE E.O. Lawrence Award in Chemistry
2003 ACS James Flack Award in Phys. Org. Chemistry
2007 NAS Award in Chemical Sciences
2017 Wolf Prize in Chemistry

 

研究概要

正宗-バーグマン環化の発見

rg_bergman_2.jpg

1972年にバーグマンらは、cis-1,5-hexadiyne-3-ene化合物が環化を起こし、ベンゼン誘導体を与える事を見いだした。[1]これは、正宗-バーグマン環化とよばれカリチェアミシンなど種々のエンジイン系化合物がDNAを切断する際の鍵反応となっている。

有機金属化合物を用いるC-H結合活性化反応の開拓

1970年代に有機金属化学へと切り込む。
現代では一大研究分野となっている、C-H結合活性化反応におけるパイオニア的業績を上げた[2] 化学者の一人でもある。

ジルコノセンイミド錯体の化学

 

関連文献

  1. (a) Jones, R. R.; Bergman, R. G. J. Am. Chem. Soc. 197294, 660. DOI: 10.1021/ja00757a071 (b) Bergman, R. G. Acc. Chem. Res. 19736, 25. DOI: 10.1021/ar50061a004
  2. (a) Janowicz, A. H.; Bergman R. G. J. Am. Chem. Soc. 1982, 104, 352. DOI: 10.1021/ja00365a091 (b) Arndtsen, B. A.; Bergman, R. G. Science 1995, 270, 1970. DOI: 10.1126/science.270.5244.1970

 

コメント・その他

  1. これまでに約580報の論文を執筆している

関連書籍

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 佐治木 弘尚 Hironao Sajiki
  2. ロバート・ランガー Robert S. Langer
  3. マニュエル・アルカラゾ Manuel Alcarazo
  4. デイヴィッド・リウ David R. Liu
  5. ウルフ賞化学部門―受賞者一覧
  6. 磯部 寛之 Hiroyuki Isobe
  7. 北原武 Takeshi Kitahara
  8. ダニエル・ノセラ Daniel G. Nocera

注目情報

ピックアップ記事

  1. これからの理系の転職について考えてみた
  2. 第44回―「N-ヘテロ環状カルベン錯体を用いる均一系触媒開発」Steve Nolan教授
  3. SNSコンテスト企画『集まれ、みんなのラボのDIY!』~結果発表~
  4. スワーン酸化 Swern Oxidation
  5. 可視光でスイッチON!C(sp3)–Hにヨウ素をシャトル!
  6. ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!
  7. 臭素もすごいぞ!環状ジアリール-λ3-ブロマンの化学
  8. ケミカルバイオロジーがもたらす創薬イノベーション ~ グローバルヘルスに貢献する天然物化学の新潮流 ~
  9. 特許庁「グリーン早期審査・早期審理」の試行開始
  10. カチオンキャッピングにより平面π系オリゴマーの電子物性調査を実現!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

“とび跳ねる水滴”に潜む物理 〜接触時間とエネルギー源で読む撥水・防氷のテク〜

熱したフライパンに落ちた水滴が、玉になってコロコロと走り回り、冷えた面では、結露水が合体した瞬間に跳…

AI時代に研究者がすでに持っている力・これから伸ばしたい力

論文要約や文献検索など、研究現場でもAI活用が日常化する一方、「自分の仕事の先行き」に漠然とした不安…

miHub®を活用した探索的データ解析の実践

開催概要研究開発においてデータ活用が進む中、機械学習モデルの構築や予測解析に…

“ある特効薬”のはなし ~本田宗一郎氏の回想から

Tshozoです。最近実家に戻っては色々と廃棄するなどの店じまいを少しずつ進めているのですが、中…

高分子鎖を束ねた新しい共重合体「束状共重合体」が誕生

第715回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 工学系研究科(植村研究室)に所属されていた亀谷…

2026年「有機溶媒危機」へのアンサー。北大発・メカノクロスが挑む、溶媒に依存しない新たな合成法 = “メカノケミカル有機合成”の社会実装

株式会社メカノクロスは、メカノケミカル有機合成技術の社会実装に挑む北海道大学発の…

“壊れないよう” に作ってきた半導体ポリマーを、あえて “壊れるよう” に作る化学

半導体ポリマーは長いあいだ、「いかに壊れにくく、長持ちさせるか」といったような安定性を競って進歩して…

有機合成化学協会誌2026年7月号:固体高分子電解質・電子ドナー・アクセプター錯体・機械学習法・trichodermamide類・エナンチオ選択的スキップジエン合成法

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2026年7月号がオンラインで公開されています。…

第62回Vシンポ「見えない空気を科学する~センサによる室内環境・臭気の見える化と快適空間デザインの最前線~」を開催します!

こんにちは、Macyです。第62回Vシンポのご案内をさせていただきます。今回は、前回同様…

【協和ファーマケミカル】新卒採用情報(2028年卒)

協和ファーマケミカルが求めているのは、有機合成の知識や実験経験を身につけ、活かし…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP