[スポンサーリンク]

一般的な話題

化学とウェブのフュージョン

[スポンサーリンク]

 

新年度もはじまり皆様いかがお過ごしでしょうか。私は年度末にドイツ出張、そしてそのまま日本化学会年会(大阪)に参加しまして、帰研究室後、新入生用のラボマニュアル、テーマづくりと事務処理などなどであっという間に4月になっていました。お花見の時期ということで、昨日ラボの新歓もかねてお花見にいきましたが、今年は寒くてあまり外で盛り上がれる状況ではありませんでした。今週から本格的始動の研究室も多いと思います。皆さん新たな気持ちで化学を楽しみましょう。


ところで、遅くなりましたが少し前に月刊「化学」の巻頭エッセイに本記事と本記事と同タイトルのショートエッセイを執筆させていただきました。既に気ままに有機化学さん等でもご紹介いただようで感謝いたします。ぜひお時間がある方はお読みいただけると幸いです。

これまで極力、所属や名を伏せてきましたが、名を挙げて活動する方が今後のサイトの方針上都合の良い場合もありまして、月刊「化学」の編集者さんからお話をいただいた時によい機会だと思い、この度公開させていただきました。そのため、日本化学会年会でも多くの方々から応援の声をかけてくださり大変感謝しています。

 

私事で申し訳ございませんが、博士課程の時に元素の書籍を書かせていただいた時から、なぜか出版社関連の方には「元素のヒト」と認識され、いまでも多くの執筆依頼が来ます。その後、アメリカに渡って研究した化合物のおかげで「パラウアミンのヒト」「Baran研の日本人」とされ、現在は完全に「Chem-Stationの人」になってしまいました(苦笑)。もちろんいまでも現役の研究者ですので今後は自分の研究の仕事で認識されるように日夜努力を行っていきたいと思っています。

 

さて話を元に戻して、記事にも書きましたが、今年の5月1日で本サイトも設立10周年を迎えようとしています。学部3年生の時からはじめたころとは大きくウェブの重要性も変わっており、いまや研究活動においてもきってもきれないものになりました。それに伴って変化してきたつもりですが、まだまだやりたいこと山ほどあります。ただし、研究者である以上それが主であるためなかなかウェブの構築や創作活動に時間をかけれないのは皆さんお分かりである事であると思います。ただし、大学の教員でしたら同時に教育も重要であり、このような活動も教育活動の一環であると考えています。もちろん研究室で学生に研究の方法を教える事も教育、授業で基礎化学を教えることも教育です。それに加えて、幅広い世代に化学の面白さ、重要性を語れる場が現在はあります。それがウェブなのです。

今後もスタッフとともに”化学者応援サイト、カガク啓蒙サイト”として化学の面白さを伝えていけたらと思っておりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 試薬会社にみるノーベル化学賞2010
  2. 半導体・リチウムイオン電池にも!マイクロ波がもたらすプロセス改善…
  3. 多価飽和脂肪酸の固相合成と抗炎症性脂肪酸の発見—ペプチドのように…
  4. マイクロ波化学の事業化プラットフォーム 〜実証設備やサービス事例…
  5. CIPイノベーション共創プログラム「世界を変えるバイオベンチャー…
  6. とある化学者の海外研究生活:スイス留学編
  7. 芳香族トリフラートからアリールラジカルを生成する
  8. 【21卒イベント】「化学系学生のための企業研究セミナー」 大阪1…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【いまさら聞けない?】アジドの取扱いを学んでおこう!
  2. α-トコフェロールの立体選択的合成
  3. ピロティ・ロビンソン ピロール合成 Piloty-Robinson Pyrrole Synthesis
  4. チャップマン転位 Chapman Rearrangement
  5. 核酸医薬の物語2「アンチセンス核酸とRNA干渉薬」
  6. Excelでできる材料開発のためのデータ解析[超入門]-統計の基礎や機械学習との違いを解説-
  7. 世界初の気体可塑性エラストマー!!
  8. 房総半島沖350キロに希少金属 広範囲に
  9. 魔法のカイロ アラジン
  10. Arena/エーザイ 抗肥満薬ロルカセリンがFDA承認取得

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

有機合成のカラム精製に革新を 〜モノリスカラムで変わる「研究のスピード」〜

筆者の研究室では有機合成を行っています。合成も大変ですが、何より大変なのが精製操作。最近、とある…

酸素は系内に入り込み続ける【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

アンモニウム構造によりラジカル種の発生位置を完全に制御!

第710回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の榊原 陽太(さかきばら …

化学つれづれ草【ある研究者の回想】

概要物理化学者で量子機能材料を専門とする著者によるエッセイ集.化学者としての研究,教育,人生…

第60回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、有機化学分野で研究を行う全国の大学院生を中心とした若手研究者が集い、…

ノーベル賞受賞者と語り合う5日間!「第18回HOPEミーティング」参加者募集!

申し込みはこちら概要主催:独立行政法人 日本学術振興会(JSPS)開催地:神奈川…

光触媒による高効率なCO2還元の実現―まさかの光を弱く当てることが重要だった―

第709回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 理学院(前田研究室)博士後期課程2年の仲田竜一 …

「π-πスタッキング」という言葉が生む誤解【芳香環の相互作用を見直す: 前編】

芳香環が平行に並んで近接しているとき、その構造を「π–π スタッキング」と表されることがよくあります…

一重項酸素によるC(sp2)−P結合切断を用いた長波長光によるリン化合物のアンケージング

第 708 回のスポットライトリサーチは、同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 5…

マテリアルズ・インフォマティクスにおける画像解析の活用ガイド

開催概要材料開発において、電子顕微鏡やX線トモグラフィーを用いて材料の微細構造を観察するために画…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP