[スポンサーリンク]

archives

潤滑油、グリースおよび添加剤の実践的分離【終了】

講師        : 石油分析化学研究所 研究所長 工学博士(大阪大学)技術士(化学部門) 藤田 稔 氏
【略歴】
 藤田稔氏は昭和28年大阪大学工学部応用化学科を卒業し、昭和石油(株)(現昭和シェル石油(株))に入社。 同社中央研究所の研究部長、主幹研究員を経て退職、その後富士シリシア化学(株)の技術顧問を務めた。現在、石油分析化学研究所所長として国内外の技術指導、大学講師、潤滑油セミナー、研究開発等を行っている。在職中は電気絶縁油、作動油、高塩基性舶用シリンダ油などの研究開発と商品化、潤滑油及び添加剤の分離・分析手法の開発、流動点降下剤の新合成法の開発と組成の解明を遂行し、産業界、工業会に貢献した。
1994年 石油学会学会賞、2005年 日本トライボロジー学会 功績賞等受賞多数。
■最新著書「燃料油・潤滑油および添加剤の基礎と応用」2008年 サイエンス&テクノロジー社刊
日時        : 2010年5月28日(金) 10:30~16:30
会場        : 東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO) 6F D会議室
≪会場地図はこちら≫
受講料     :
(税込) 47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※資料・昼食付
■2名同時申込みで1名分無料/5月14日(金)16:00申込み分まで適用いたします。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※E-mail案内登録会員以外の割引とは併用できません。

申し込みはこちらをクリック!
講演内容  : <趣旨>
  産業、工業の発展に伴って各種機械に使用される潤滑油は多岐にわたり、また、要求される性能は年々厳しくなってきている。潤滑油を厳正に選び、正しく使用することにより、工場の省エネルギー効果が増大し、利益向上につながる。また、機械装置の進歩に応じて、新しい潤滑剤の開発も重要である。
 このような観点から、鉱油系潤滑剤の作り方、種類、組成、機能を熟知することは重要であり、また、潤滑油の品質、寿命を左右する添加剤の化学構造と作用機構を学習することは大いに意義がある。さらに、潤滑油の市場調査、製造工程管理競争他社品の解明や新製品の開発のため潤滑油と添加剤の分離・分析法を体得することはきわめて大切である。
 本セミナーでは、初歩的な入門講座から始まって、暫時専門的な知識に至るまで易しく解説し、特に分析については具体的な手法を解説して、実践に役立つ内容とした。
1.潤滑油の製造方法の進歩
2.潤滑油添加剤の化学構造と作用機構
 ・酸化防止剤 ・粘度指数向上剤 ・流動点降下剤
 ・清浄分散剤 ・腐食防止剤 ・さび止め剤
 ・極圧添加剤 ・油性向上剤 ・消泡剤
 ・乳化剤  ・摩擦調整剤 ・防かび剤(エマルション用)
 ・抗乳化剤
3.潤滑油および添加剤の分離・分析方法
 ○潤滑油の系統的分離分析法
 ○潤滑油基油の成分分析法
  ・n-d-M法による環分析 ・液体クロマトグラフィー
  ・迅速微量クロマトグラフ分析法
 ○添加剤の分離法
  ・ゴム膜透析 ・液体クロマトグラフィー
  ・イオン交換クロマトグラフィー ・薄層クロマトグラフィー
  ・高速液体クロマトグラフィー
 ○潤滑油無機成分の化学分析および機器分析
  ・化学分析法 ・蛍光X線分析法
  ・X線回析法 ・原子吸光分析法 ・プラズマ発光分析
 ○潤滑剤有機成分の機器分析法
  ・赤外線吸収スペクトル分析 ・紫外線吸収スペクトル分析
  ・核磁気共鳴スペクトル分析 ・質量スペクトル分析
4.グリースの分離・分析方法
 ○グリースの構成成分
 ○グリース成分の分離法
 ○有機成分の分析法
 ○無機成分の分析法
 ○グリースの熱分析法
5.合成潤滑油の分離・分析方法
 ○合成潤滑油のつくり方
 ○合成潤滑油の分離・分析方法
6.摩擦調整剤の分離・分析方法
 ○摩擦と摩擦係数
 ○摩擦調整剤の作用機構
 ○摩擦調整剤の化学構造
 ○摩擦調整剤の評価試験方法
 ○摩擦調整剤の分離・分析方法
7.潤滑油商品の研究開発における分離・分析方法の重要性
 ○高性能電気絶縁油の開発
 ○高粘度指数作動油の開発
 ○高塩基性舶用シリンダ油の開発
 ○潤滑油流動点降下剤の新合成法の開発
8.ISO潤滑管理資格について
  □質疑応答・名刺交換□
申し込みはこちらをクリック!
The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. スケールアップ検討法・反応・晶析と実験のスピードアップ化【終了】…
  2. 有機・高分子合成における脱”レアメタル”…
  3. ビタミンB1塩酸塩を触媒とするぎ酸アミド誘…
  4. Co(II)-ポルフィリン触媒を用いた酸素酸化によるフェノールの…
  5. ターボグリニャール試薬
  6. インドール一覧
  7. ラボでのスケールアップ検討と晶析・攪拌でのトラブル対応策【終了】…
  8. スーパーブレンステッド酸

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 祝5周年!-Nature Chemistryの5年間-
  2. 化学するアタマ―論理的思考力を鍛える本
  3. 地球外生命体を化学する
  4. 4-ベンゾイル安息香酸N-スクシンイミジル : N-Succinimidyl 4-Benzoylbenzoate
  5. 学会会場でiPadを活用する①~手書きの講演ノートを取ろう!~
  6. N-カルバモイル化-脱アルキル化 N-carbamoylation-dealkylation
  7. トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン : Tris(pentafluorophenyl)borane
  8. 「田中さん惜しかった」--分解酵素「プロテアソーム」を精製
  9. 野依不斉水素化反応 Noyori Asymmetric Hydrogenation
  10. タンパク質立体構造をPDBjViewerで表示しよう

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

アメリカ大学院留学:TAの仕事

私がこれまでの留学生活で経験した一番の挫折は、ティーチングアシスタント(TA)です。慣れない英語で大…

2017年の注目分子はどれ?

今年も残りあとわずかとなり、毎年おなじみのアメリカ化学会(ACS)によるMolecules of t…

アルデヒドのC-Hクロスカップリングによるケトン合成

プリンストン大学・David W. C. MacMillanらは、可視光レドックス触媒、ニッケル触媒…

“かぼちゃ分子”内で分子内Diels–Alder反応

環状水溶性ホスト分子であるククルビットウリルを用いて生体内酵素Diels–Alderaseの活性を模…

トーマス・レクタ Thomas Lectka

トーマス・レクタ (Thomas Lectka、19xx年xx月x日(デトロイト生)-)は、米国の有…

有機合成化学協会誌2017年12月号:四ヨウ化チタン・高機能金属ナノクラスター・ジシリルベンゼン・超分子タンパク質・マンノペプチマイシンアグリコン

2017年も残すところあとわずかですね。みなさまにとって2017年はどのような年でしたでしょうか。…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP