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ボロントリフルオリド – エチルエーテル コンプレックス : Boron Trifluoride – Ethyl Ether Complex

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アリールエポキシドの立体選択的な開環ヒドロフッ素化反応

Daviesらはアリールエポキシドの立体選択的な開環ヒドロフッ素化反応を報告しています。本報告によると,0.33当量のBF3• OEt2を用いて-20 ℃で反応することにより速やかに対応するsyn-フルオロヒドリン (> 99:1) が得られています。反応機構の考察では,オキシラン酸素原子へのBF3の配位とフッ素原子の転位反応を含む,立体選択的なSN1型エポキシド開環プロセスが示されています。

“β-Fluoroamphetamines via the Stereoselective Synthesis of Benzylic Fluorides”

A. J. Cresswell, S. G. Davies, J. A. Lee, P. M. Roberts, A. J. Russell, J. E. Thomson, M. J. Tyte, Org. Lett. 2010, 12 , 2936. DOI: 10.1021/ol100862s

ol-2010-00862s_0001

A range of substituted aryl epoxides undergo efficient ring-opening hydrofluorination upon treatment with 0.33 equiv of BF3·OEt2 in CH2Cl2 at −20 °C to give the corresponding syn-fluorohydrins, consistent with a mechanism involving a stereoselective SN1-type epoxide ring-opening process. The benzylic fluoride products of these reactions are valuable templates for further elaboration, as demonstrated by the preparation of a range of aryl-substituted β-fluoroamphetamines.

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