[スポンサーリンク]

archives

ナノ粒子の安全性、リスク評価と国際標準化の最新動向【終了】

[スポンサーリンク]

講師 : 古河電気工業(株) 横浜研究所 ナノテクセンター 主査 理学博士 西村 健 氏
【専門】
機能化ナノ粒子の応用
【紹介】
H17年4月からH20年4月まで、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の環境技術開発部主査および、バイオテクノロジー・医療技術開発部主査として「ナノ粒子特性評価手法の研究開発」、「ナノテクノロジー国際標準化調査」、「既存化学物質安全性点検事業の加速化」、「構造活性相関手法による有害性評価手法開発」等のプロジェクトや調査を担当し、ナノ粒子および化学物質の管理技術開発に携わる。
日時 : 2009年5月14日(木) 13:00?16:30
会場 : 東京・品川区大井町 きゅりあん 4F 研修室
≪会場地図はこちら≫
受講料 :
(税込) 42,000円
⇒E-mail案内登録会員 39,900円
※資料付
上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引><3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)

 

申し込みはこちらをクリック!

講演内容 : <趣旨>
2008年2月7日付け厚生労働省労働基準局長より、「ナノマテリアル製造・取扱い作業環境における当面のばく露防止のための予防的対応について」の通達が出されて以来、ナノ粒子あるいはナノマテリアルを扱う研究開発現場や製造現場でのばく露防止に対する具体的対応は待ったなしの状況になりました。
本セミナーでは、ナノ粒子の安全性、リスク評価に関して、国内外の規制・標準化等の最新動向や国プロの動きを紹介し、ナノ粒子の基礎的物性や測定法などとの関連性を交えて基礎的事項を説明します。
1.ナノ粒子安全性評価の背景と国内外の動向
1.1 身近に使われているナノ粒子
1.2 カーボンナノチューブとアスベストの形状類似性
1.3 ナノ粒子の生体影響への国際的な関心
1.4 国際標準化機構(ISO)や経済協力開発機構(OECD)の動き
1.5 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の動き
2.ナノ粒子の安全性に関連するNEDOの調査
2.1 ナノテクノロジープログラムと化学物質総合評価管理プログラム
2.2 NEDOの調査で浮かび上がった課題
2.3 NEDOプロジェクトの取組み
3.ナノ粒子の測定法と標準化動向–ナノ粒子の何が問題か
3.1 ナノ粒子の簡便な粒径測定法がない
3.2 液体中のナノ粒子の粒径測定法とその特徴
3.3 気体中のナノ粒子の粒径測定法とその特徴
3.4 ナノ粒子の計測・キャラクタリゼーションの国際標準化
4.粒径が小さくなると何が変わるのか–粒子サイズが小さくなることで生じる課題
4.1 量子サイズ効果
4.2 粒径と比表面積
4.3 粒径と粒子個数
4.4 凝集の程度や強さ
4.5 ナノ粒子の特徴の物理化学的記述
5.化学物質の管理にかかる関係法令
5.1 比表面積と生体影響の事例
5.2 粒子の重量濃度と個数濃度
6.ナノ粒子のリスク評価の現状
6.1 化粧品
6.2 フラーレン、カーボンナノチューブ、酸化チタン等14種の取組みについて
6.3 リスク低減の対策
6.4 ナノ粒子曝露低減の対策
7.おわりに
7.1 化学物質等安全データシート(MSDS)の充実や
ナノ粒子の安全性試験に関する情報公開が望まれる
□質疑応答・名刺交換□

 
申し込みはこちらをクリック!
 
 
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. スケールアップのためのインフォマティクス活用 -ラボスケールから…
  2. ナノ粒子の機能と応用 ?コロイダルシリカを中心に?【終了】
  3. Shvo触媒 : Shvo’s Catalyst
  4. ケムステが文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞しました
  5. スケールアップ実験スピードアップ化と経済性計算【終了】
  6. 記事評価&コメントウィジェットを導入
  7. ケムステ主催バーチャルシンポジウム「最先端有機化学」を開催します…
  8. データ駆動型R&D組織の実現に向けた、MIを組織的に定着させる3…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 高圧ガス甲種化学 受験体験記① ~概要・申し込み~
  2. [12]シクロパラフェニレン : [12]Cycloparaphenylene
  3. サイエンスアゴラの魅力を聞くー「日本蛋白質構造データバンク」工藤先生
  4. 「無保護アルコールの直截的なカップリング反応」-Caltech Fu研より
  5. 京都の高校生の学術論文が優秀賞に輝く
  6. あらゆる人工核酸へ光架橋性の付与を実現する新規化合物の開発
  7. 摩訶不思議なルイス酸・トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン
  8. 電気化学と金属触媒をあわせ用いてアルケンのジアジド化を制す
  9. 中村 浩之 Hiroyuki Nakamura
  10. プリリツェフ エポキシ化 Prilezhaev Epoxidation

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP