[スポンサーリンク]

archives

4-(ジメチルアミノ)ベンゼンチオール : 4-(Dimethylamino)benzenethiol

[スポンサーリンク]

D4047.gif

チオール系自己組織化単分子膜による有機薄膜トランジスタの改良

北村らはC60のnチャネル有機薄膜トランジスタ(TFT)において,ドレインとソース電極の金表面に4-(ジメチルアミノ)ベンゼンチオールの自己組織化単分子膜(Self-Assembled Monolayer: SAM)を形成させることで,有機TFTの改良をしています。電極を修飾していない場合に比べて閾値電圧が下がることが報告されており,これは修飾により電子注入障壁が減少しているためと考えられています。また,修飾電極表面の仕事関数の減少も見られ,電流増幅遮断周波数の向上も報告されています。

M. Kitamura, Y. Kuzumoto, S. Aomori, M. Kamura, J. H. Na, Y. Arakawa, Appl. Phys. Lett. 2009, 94, 083310; M. Kitamura, Y. Arakawa, Jpn. J. Appl. Phys. 2011, 50, 01BC01.

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. オキソアンモニウム塩を用いたアルデヒドの酸化的なHFIPエステル…
  2. 第8回 学生のためのセミナー(企業の若手研究者との交流会)
  3. クロロ(1,5-シクロオクタジエン)イリジウム(I) (ダイマー…
  4. はてブ週間ランキング第一位を獲得
  5. ロジウム(II)アセタート (ダイマー):Rhodium(II)…
  6. 【12月開催】第十四回 マツモトファインケミカル技術セミナー  …
  7. HTTPS化とサーバー移転
  8. ニュースタッフ

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. カラス不審死シアノホス検出:鳥インフルではなし
  2. NHKアニメ『エレメントハンター』 2009年7月スタート!
  3. サイエンスアゴラの魅力を聞くー「日本蛋白質構造データバンク」工藤先生
  4. 有機フォトレドックス触媒による酸化還元電位を巧みに制御した[2+2]環化付加反応
  5. シクロヘキサンの片面を全てフッ素化する
  6. クラレが防湿フィルム開発の米ベンチャー企業と戦略的パートナーシップ
  7. 研究者よ景色を描け!
  8. 第44回―「N-ヘテロ環状カルベン錯体を用いる均一系触媒開発」Steve Nolan教授
  9. 産総研で加速する電子材料開発
  10. 【クラリベイトウェブセミナー】 新リリース! 今までの研究開発にイノベーションをもたらす新しいソリューション Clarivate Chemistry Researchのご紹介 ー AI技術を搭載したシンプルかつインテリジェントな特許・学術文献情報の活用ツール

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2012年4月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP