[スポンサーリンク]

一般的な話題

文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり : ② 「ポスト・イット アドバンス」

[スポンサーリンク]

さてさて前回より始まったばかりの、評判がどうたらとか全くもって太陽系の彼方、オフィス用品・文具類をレビューするコーナーであります。

誰にも相談せず強行しておいてなんですが、ここだけの話(←という前置きのぶっちゃけ話)、ブログのアイデンティティたるIT+化学になんら関係無いようにワタクシうすうす感じて・・・いやゲフンゲフン、そんなことないサ!

ともあれ連載コーナーのつもりなので、毎回なんかしら紹介せねばあかんとです。やってもーたコトの責任は取らねばならんとよ。

借りたものは返す!当然ですね。無理となれば銀行→消費者金融→闇金という負の黄金スパイラル突入。これこそがオトナの常識。

・・・しかしできればそんな目に会いたくはない。結局、責任のご利用は計画的に回避するのが、最善の姿勢なのだよ、分かるか我がムスコよ・・・「そーかそーか、また一つ賢くなったヨ!ありがとうパパ!昼間のパパはちょっと違うね!」

・・・はい、全く方向性の見えない謎テンションですが第二回開始であります!今回はなぜかずっとこんな感じです。Backボタンにマウスカーソルを置きながら読むこと推奨であります。

さてさて今回のフィーチャーアイテムは・・・


てーれってれー♪ (←ねるねるねるねのSE)

fusen_2.jpgポスト・イット―「付箋」です。

タイトルと冒頭画像で思いっきりネタバレしてたという、よくある斬新な構成ですね。

・・・親切心から申し添えておきます。

以下の長々と続く愚にもつかない文章を15字程度で要約してしまうと、なんと、

「おまいら付箋をベンリにつかおうゼ!」

となるようです、どうやら。

・・・・うん、まったくもって予想を裏切らない親切展開でありながらも□?△(放送禁止用語)ですね。

このままでは皆さんの時間をムダに奪うのは必至・・・しかしサービス精神あふれる(?)ボクとしては、そんな人災へと持って行きたくないのです。

つ-わけで(←ちゃぶ台返し接続詞)、今回はすこしばかりの発展形、『付箋をアップグレードする文具たち』をご紹介しましょう!(ようやく前置き終了)

 

縁の下の『ディスペンサー』

大きめ付箋愛好家、挙手!・・・はい、たくさんいますね。もちろん見えてなんかいませんけど・・・社会はそんなんでもちゃんと回ってるんで、いいんですよ別にそれぐらい適当でも。

これ、どうせ使うならむき出しで使うより、ディスペンサー式『くっつくタイプ』を使うこと激オススメであります!

壁とか机とかに両面テープで貼り付けられる仕様。もちろん詰換え用もあるんで、割高?なんて心配もまったく無用。消費税増税とCO2削減にも大変優しい現代的な仕様となっております(※この一文はフィクションです)。

[amazonjs asin=”B0039N9UHO” locale=”JP” title=”ポスト・イット ポップアップノート ディスペンサー 75x75mm イエロー DS330WC-Y”] [amazonjs asin=”B0124GV3VW” locale=”JP” title=”3M ポストイット ポップアップノート 卓上ディスペンサー 75×25mm ブラック・グリーントップ リフィル2冊付 DS123BG-Y 1セット”]

 

さて使い方について。ここでなぜか『最近の個人的マイ・ブーム』とかいう、明らかに意味重複しまくりなフレーズが出てきたりするんですよね困ったことに。

「ディスペンサーを両面テープで机の裏側に貼りつけておく」って方式です。

なんでそんなんがマイ・ブーム?

―「えーとぉ、最初はぁ、軽い遊びのつもりだったんですよぉ。でもぉ、文具王・高畑正幸氏に触発、というか洗脳されちゃったんでぇ(当該記事)。」

オオソレミーヨ、なんと分かりやすい理由!世の中これぐらい単純だったらいいのに!「『マイ・ブーム』なんてのは所詮言ったもん勝ちだし、そんな話題を振ったところで聞き流されてオシマイ」ってのは真理ですよね。

ズレた何かをそのたび元に戻すプロセスが頻発して止まない判読困難な文章で申し訳ないすが、まー要するに、自分のデスクの裏側に貼ってポストイットを定置化しておけば、いちいちキョロる(←新造語だと思ったらGoogle検索で引っかかって萎え)必要なんてないし、猫の額より狭い日本の土地同様のデスクスペースを占有することもない!というワケ。ちょっとしたことなんだけど、いやこれ、意外なほど快適になるっスよ! さすが文具王、マジ崇拝であります! 付箋愛好家たちは一度お試しあれ。

fusen_1.jpg(この辺りに付箋ディスペンサーを貼り付ける。左手でとれる位置がお気に入り。)

・・・いろいろ書いてたら長くなってしまったのさ! 急遽二部構成になったのさ!だから次回に続くのさ! 計画性なくてスマンさ!

 

関連書籍

[amazonjs asin=”482011817X” locale=”JP” title=”あなたの人生を変える手帳術”][amazonjs asin=”4761267372″ locale=”JP” title=”仕事はすべてポスト・イットで片づく!”][amazonjs asin=”B00E9QMRSY” locale=”JP” title=”【バーゲンブック】 貼る技術-頭のいいポスト・イットの使い方”]

 

参考リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 合成小分子と光の力で細胞内蛋白質の局在を自在に操る!
  2. Cell Press “Chem” 編集者 × 研究者トークセッ…
  3. 第7回日本化学会東海支部若手研究者フォーラム
  4. 安定なケトンのケイ素類縁体“シラノン”の合成 ケイ素—酸素2重結…
  5. 【21卒イベント】「化学系学生のための企業研究セミナー」 大阪1…
  6. 緑膿菌の代謝産物をヒトの薬剤に
  7. 研究活動の御用達!PDF加工のためのクラウドサービス
  8. マクロロタキサン~巨大なリングでロタキサンを作る~

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第71回「分子制御で楽しく固体化学を開拓する」林正太郎教授
  2. HOW TO 分子シミュレーション―分子動力学法、モンテカルロ法、ブラウン動力学法、散逸粒子動力学法
  3. アメリカ大学院留学:博士候補生になるための関門 Candidacy
  4. ヤマハ発動機、サプリメントメーカーなど向けにアスタキサンチンの原料を供給するビジネスを開始
  5. 銅中心が動く人工非ヘム金属酵素の簡便な構築に成功
  6. 竜田 邦明 Kuniaki Tatsuta
  7. ビンゲル反応 Bingel Reaction
  8. ククルビットウリルのロタキサン形成でClick反応を加速する
  9. よくわかる最新元素の基本と仕組み
  10. 根岸クロスカップリング Negishi Cross Coupling

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年8月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

第58回Vシンポ「天然物フィロソフィ2」を開催します!

第58回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!今回のVシンポは、コロナ蔓延の年202…

第76回「目指すは生涯現役!ロマンを追い求めて」櫛田 創 助教

第76回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第75回「デジタル技術は化学研究を革新できるのか?」熊田佳菜子 主任研究員

第75回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第74回「理想的な医薬品原薬の製造法を目指して」細谷 昌弘 サブグループ長

第74回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第57回ケムステVシンポ「祝ノーベル化学賞!金属有機構造体–MOF」を開催します!

第57回ケムステVシンポは、北川 進 先生らの2025年ノーベル化学賞受賞を記念して…

櫛田 創 Soh Kushida

櫛田 創(くしだそう)は日本の化学者である。筑波大学 数理物質系 物質工学域・助教。専門は物理化学、…

細谷 昌弘 Masahiro HOSOYA

細谷 昌弘(ほそや まさひろ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の創薬科学者である。塩野義製薬株式…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP