[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

研究活動の御用達!PDF加工のためのクラウドサービス

 

昨今では論文の急速な電子化が進み、そのほとんどはPDFフォーマットで提供されています。OS非依存型のフォーマットであるため、編集不要な文書は、なるべくPDF形式でやり取りしたいところ。

PDFを読むだけならAdobe ReaderというフリーソフトがあればOKです。一方で、編集したりページを並び替えたりなどの加工をするには、Adobe Acrobatという有料ソフトが必要になります。このため、お金のない学生や若手研究者がPDFを扱うのは、なかなか辛いものがあります。

しかしそんな方々に朗報です!

ネット界は最近便利になりまして、ソフトウェアをインストールすることなくPDFを編集できるクラウドサービスがいくつも登場しています。今回はそういったサービスを2つご紹介します。研究文書やレポート・論文作成に役立つこと請け合いです!

ILovePDF

ilovepdf

PDFの結合・分割を行えるウェブサービスです。複数のPDFファイルをまとめてひとつのファイルにしたいときなどに重宝します。

英語サイトですが、操作法は見たまんまでとても簡単なので不便は有りません。50~80MBまでのファイルに対応しており、無料で使うことができます。ページの加工などはできませんが、ファイルをアレンジしたい場合などに便利に使えます。

 

PDFescape

2015-08-01_08-31-22

オンラインでPDFの編集・加工ができるサービス。必要なものはブラウザだけ!文字を書き込んだり絵を貼り付けたり、ページの回転や入れ替え・削除なんかもお手のもの。付箋やコメント挿入もできます。また加工中のファイルは、クラウドにセーブしておけます

日常的な編集ならばこれで十分事足りる優れものです。筆者も実際使ってみましたが、なかなか便利ですよ!!欲を言えば、インターフェースにもう少し改善が欲しいかなと思いますが。

Firefoxユーザ向けには、よりダイレクトに編集作業が行える専用アドオンも提供されています。

詳しい使い方は以下の動画をどうぞ。

 

 

関連ソフトウェア

 

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 第95回日本化学会付設展示会ケムステキャンペーン!Part II…
  2. 科学は探究心を与え続けてくれるもの:2016 ロレアル–ユネスコ…
  3. 化学研究ライフハック:Twitter活用のためのテクニック
  4. 炭素をBNに置き換えると…
  5. 研究者よ景色を描け!
  6. 金属スカベンジャーを試してみた
  7. 第3のエネルギー伝達手段(MTT)により化学プラントのデザインを…
  8. 高分子のらせん構造を自在にあやつる -溶媒が支配する右巻き/左巻…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations
  2. 天然の日焼け止め?
  3. ハートウィグ・宮浦C-Hホウ素化反応 Hartwig-Miyaura C-H Borylation
  4. 手術中にガン組織を見分ける標識試薬
  5. 科研費の審査員を経験して
  6. バリー・トロスト Barry M. Trost
  7. ブルクハルト・ケーニッヒ Burkhard König
  8. ジョージ・ホワイトサイズ George M. Whitesides
  9. ヘリウム不足再び?
  10. アゾ化合物シストランス光異性化

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

専門家要らず?AIによる圧倒的高速なスペクトル解釈

第169回目のスポットライトリサーチは、東京大学大学院工学系研究科博士課程・清原慎さんにお願いしまし…

日本プロセス化学会2018ウインターシンポジウム

ご案内日本プロセス化学会(JSPC)が年2回主催するシンポジウムは、最新のプロセス化学の知識を習…

フラーレンの“籠”でH2O2を運ぶ

過酸化水素分子内包フラーレン誘導体を、大気圧・室温条件下で合成する方法が開発された。分子内包フラ…

北エステル化反応 Kita Esterification

概要ルテニウム触媒存在下、エチニルエチルエーテル試薬を脱水剤として用い、カルボン酸とアルコールか…

一人二役のフタルイミドが位置までも制御する

N-ヒドロキシフタルイミドを用いる逆マルコフニコフ型のヒドロアミノ化が報告された。遷移金属触媒および…

ジアゾニウム塩が開始剤と捕捉剤を“兼務”する

アリールジアゾニウム塩を用いたプレニルカルバマート/ウレアのシクロアミノジアゾ化反応が開発された。入…

PAGE TOP