[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

開催間近!ケムステも出るサイエンスアゴラ2013

[スポンサーリンク]

 

ついに今週末。ケムステも科学の祭典「サイエンスアゴラ2013」の開幕です。今回の記事では、ケムステブースの内容を、ズバッとお伝えします。サイエンスアゴラ2013ケムステブース3つのみどころとは?

 

ついに今週末です!

2013年。来る11月9日(土曜日)・10日(日曜日)は、待ちに待ったサイエンスアゴラの日です(参照「ケムステも出ます!サイエンスアゴラ2013」)。もう今週末です。早かった、早すぎました、準備カツカツです。

ウェブページをご覧のケムステファンのみなさま、来訪いただけた際には楽しんでいただけるように、スタッフ一同精一杯、頑張ります。お台場まで週末ぜひ足をのばしてみてください。お待ちしています。サイエンスアゴラがにぎわうようご協力のほどよろしくお願いいたします(サイエンスアゴラ来場場者人気投票もあるんです!目指せ50票!)。

 

GREEN2013last2.png

会場で配られるビラの一部画像

 

では、実際に来訪いただくとどんなイイコトがあるのかご紹介します。サイエンスアゴラ2013ケムステブースで叶う3つのイイコトとは?

 

1.ケムステがどんな団体か分かる特製冊子と特製クリアファイルのセットを限定100名様にプレゼント!

2013 年に設率13 年を迎え、お陰様で現在では 60 人以上の専門スタッフ、月間 240 万ページビューを誇る日本国内最大の化学ポータルサイトにまで成長いたしました。そこで、ケムステの活動を振り返る解説の展示やお土産冊子を用意しました。

ケムステお土産冊子には、ケムステウェブサイト案内化学者のつぶやき人気記事紹介の他、スタッフと代表が語る化学の魅力の特集ページ(化学の魅力がデザートのプリンといっしょっていったい何のことだー!?)や、化学地球儀・東京近郊おすすめ化学スポットまとめ(これで化学徒男子&女子はイチコロだ!?)など、気になるコンテンツがたくさん。当初案よりも、かなり豪華な仕上がりになっております(主にcosine副代表のおかげです)。

さ・ら・に! ケムステロゴ入り特製クリアファイルを、ノベリティグッズとして限定100名様(予定)にプレゼントします。他にもここでしか手に入らない限定品の数々。いつ手に入れるの? 今でしょ! なお、ノベリティグッズ作成の予算には、2012年化学コミュニケーション賞の賞金が使われています。うわ、すごい、自分も当日スタッフ活動がんばります。

 

2.ふにふにふわふわマシュマロゲルだけでない!最先端不思議材料が勢ぞろい

ケムステブースに来訪いただくと、話題の3つの不思議材料を手に取って、あるいは眺めて、体感したり、観察したりできます。タイミングがよければ、実際に合成したスタッフの話も聞くことができます。

・やわらかーい!「マシュマロゲ

・かるーい!「エアロゲル

・すけすけー!「透明かに甲羅

なんと荘厳なラインナップ。透明かに甲羅をお借りした京都大学・矢野研究室にお礼、申し上げます。たいへんありがとうございました。

GEN2013last3.jpg

GENさん撮影?

 

3.五感を活用しながらケムステ特製オリジナルカードゲームに挑戦

本に化学式がひとつあると読者が半減する。そんな出版会の言い伝えはどこ吹く風。化学好きの人は誰しも、この状況を憂いて、ホントはこれじゃいけないと考えているかと思います。興味を持って終わりではなく、正しく楽しく親しんでこそ、サイエンスコミュニケーションでは、と個人的には考えています。そこで、化学になじみが薄くても、化学式から逃げずに、(予算をかけずに)何かできることはないかと考えました。そして、カードゲームを作ることにしました。

KC3Z0074.jpg開発中の画像

このカードにはQRコードを印刷してあり、ケムステのオリジナルコンテンツ「身のまわりの分子」と連動したしかけになっています。ああ、どうりで今年の夏から秋にかけて、身のまわりの分子を猛更新していたのかというと、実を言うと一因はコレのためです。

また、化学式の読み方を、解説ポスター(A0ポスター印刷中)でイラストキャラクターといっしょに学べるように準備してあります。さらにさらに、文字を視覚で判別するだけではなく、他の五感も使いながら、学んでもらおうと考えました。嗅覚です。メントールと、異性体の他、いい香りのサンプルをいくつか用意しました。香りの化学で世界を広げましょう。

131105_0806~01.jpg用意した香り分子のサンプル

カードゲーム自体は頭の体操みたいな仕組みになっているため、化学に親しみがないという方から、俺タキソール全合成したぜというプロの方まで楽しめるタイムアタック競技です。初心者向けの化学好きコースと、玄人向けの化学者コースがあります。ぜひ、難しい方でハイスコア出してみてはいかがでしょう。優秀者には、ケムステロゴ入り秘密の豪華賞品(クリアファイルよりもお値段はりました)をプレゼントします。何がもらえるのか楽しみ(まだ一部のスタッフしか実物を見ていないのです)。

 

と、ケムステブースにご来訪いただくと、ふにふにしたりくんかくんかしたり、いろいろ体験しながら、化学の魅力に親しむことができます。初出展で戸惑いもありますが、スタッフと含め会場の参加者の方みんなで楽しく実りある時間を共有できたらと考えています。応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4990498933″ locale=”JP” title=”科学を文化に ―サイエンスアゴラ・シンポジウムの記録― (学術会議叢書(18))”]
Avatar photo

Green

投稿者の記事一覧

静岡で化学を教えています。よろしくお願いします。

関連記事

  1. 投票!2014年ノーベル化学賞は誰の手に??
  2. 超原子価ヨウ素反応剤を用いたジアミド類の4-イミダゾリジノン誘導…
  3. 留学生がおすすめする「大学院生と考える日本のアカデミアの将来20…
  4. パラジウム触媒の力で二酸化炭素を固定する
  5. 新アルゴリズムで量子化学的逆合成解析の限界突破!~未知反応をコン…
  6. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」⑧(解答編…
  7. アメリカ企業研究員の生活③:新入社員の採用プロセス
  8. “防護服の知恵.com”を運営するアゼアス(株)と記事の利用許諾…

注目情報

ピックアップ記事

  1. オッペナウアー酸化 Oppenauer Oxidation
  2. パラジウムが要らない鈴木カップリング反応!?
  3. 炭酸ビス(ペンタフルオロフェニル) : Bis(pentafluorophenyl) Carbonate
  4. ポンコツ博士の海外奮闘録⑩ 〜博士,中和する〜
  5. 「サガミオリジナル001」、今月から販売再開 相模ゴム
  6. マテリアルズ・インフォマティクスにおける分子生成の基礎
  7. ウクライナ危機で貴ガスの価格が高騰、半導体業界も緊張高まる
  8. 【書籍】Pythonで動かして始める量子化学計算
  9. 2009年ロレアル・ユネスコ女性科学者 日本奨励賞発表
  10. 【基礎からわかる/マイクロ波化学(株)ウェビナー】 マイクロ波の使い方セミナー 〜実験動画、実証設備、安全対策を公開〜

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

Pdナノ粒子触媒による1,3-ジエン化合物の酸化的アミノ化反応の開発

第629回のスポットライトリサーチは、関西大学大学院 理工学研究科(触媒有機化学研究室)博士課程後期…

第4回鈴木章賞授賞式&第8回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学,情報科学,実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

光と励起子が混ざった準粒子 ”励起子ポラリトン”

励起子とは半導体を励起すると、電子が価電子帯から伝導帯に移動する。価電子帯には電子が抜けた後の欠…

三員環内外に三連続不斉中心を構築 –NHCによる亜鉛エノール化ホモエノラートの精密制御–

第 628 回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院薬学研究科 分子薬科学専…

丸岡 啓二 Keiji Maruoka

丸岡啓二 (まるおか けいじ)は日本の有機化学者である。京都大学大学院薬学研究科 特任教授。専門は有…

電子一つで結合!炭素の新たな結合を実現

第627回のスポットライトリサーチは、北海道大有機化学第一研究室(鈴木孝紀教授、石垣侑祐准教授)で行…

柔軟な姿勢が成功を引き寄せた50代技術者の初転職。現職と同等の待遇を維持した確かなサポート

50代での転職に不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、長年にわたり築き上げてきた専門性は大きな…

SNS予想で盛り上がれ!2024年ノーベル化学賞は誰の手に?

さてことしもいよいよ、ノーベル賞シーズンが到来します!化学賞は日本時間 2024…

「理研シンポジウム 第三回冷却分子・精密分光シンポジウム」を聴講してみた

bergです。この度は2024年8月30日(金)~31日(土)に電気通信大学とオンラインにて開催され…

【書籍】Pythonで動かして始める量子化学計算

概要PythonとPsi4を用いて量子化学計算の基本を学べる,初学者向けの入門書。(引用:コ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP