[スポンサーリンク]

化学英語・日常英語

留学せずに英語をマスターできるかやってみた(3年目)

[スポンサーリンク]

英語が苦手な研究者(30代中盤に・・・)が英語をマスターできるかやってみる企画物の3年目です。さて英語はマスターできたでしょうか?

 

1年目2年目の結果はこちら。

 

結果

3年目の勉強時間は通勤時間(往復1時間程度)の聞き流を含めて1年間で116.5時間でした。1年目の勉強時間が648時間、2年目の勉強時間が392時間でしたので、またもや大きく減ってしまいました。勉強の内訳は以下のようになりました。

実践ビジネス英語  28時間

TOEICテスト新公式問題集vol.425時間

TOEICテスト究極の模試600問  17.5時間

Forest音でトレーニング 11.5時間

DUO3.0 11時間

DUOselect7.5時間

大学生の教室英語 5時間

大学教員の教室英語 3.5時間

英語のバイエル  3.5時間

その他(5種類) 3.5時間

 

2年目と比較して聞き流しの時間が大幅に減りました。これは、71日目にiPodが壊れたのを機に、聞き流しを止めてしまったためです。

一方で、142日目から月一で職場での実践ビジネス英語(NHKラジオ講座)のテキストを用いた読み合わせの会に参加しています。実践ビジネス英語の勉強は、テキストの分らない単語の意味と発音を調べつつ一ケ月かけてなんとか1回か2回読んでいます。ラジオは全く聞けていません。読み合わせの会ではまず、実践ビジネス英語のテキストを読みあい、その後、テキストの内容に関する意見などを英語で話し合うのですが、話そうとしても全く単語も表現も思いつかず、9割方ニコニコして座っています・・・。

また、英語の先生からTOEICの勉強法を教わったので、241日目からTOEICの勉強を開始しました。英語の先生から教わったTOEIC勉強法は、10回分の模試を10回づつ、計100回やるというシンプルなものです。話によると、これをやってTOEIC 900点を獲得した人もいるとか。筆者が実際にやった問題集は  TOEICテスト新公式問題集vol.4と  TOEICテスト究極の模試600問の2冊で、

-1を解答(395-490点)→-1の復習→

-2を解答(560-660点)→-2の復習→-1の復習→

-1を解答(640点)→-1の復習→-2の復習→-1の復習→

-2を解答(715点)→-2の復習→-1の復習→-2の復習→-1の復習→

-3を解答(695点)

となり、約3ヵ月で計15回できました。

これらの勉強をして2年+344日目(1074日目)にTOEICの公開テスト(1年目と2年目に受けたのはIPテストでした)を受けたところ、780点(リスニング455点、リーディング325点)でした。

 

ということで1年目の288日目に受けた時の525点(リスニング245点、リーディング280点)、2年目の349日目に受けた時の505点(リスニング230点、リーディング275点)よりかなり点数が上がりました。特に、聞き流しを止め、ラジオを聞いているわけでもないにも関わらず、リスニングの点数が良かったのです。

TOEICを受けた印象は1年目、2年目の時と変わり、リスニングは自信を持って答えられる問題と全く分からない問題が混在していました。文法と長文は正答率を無視してとにかく急いで解答したのですが、それでも195問までしか読めませんでした。

 

ということで3年で1156.5時間勉強し、TOEIC対策をするとTOEICの得点が向上するという結果でした。

「あいつも3年間がんばってきた男なんだ」 田岡監督

 

考察

1ヶ月ごとの勉強時間をブラフにしてみたところ(図1、25-36ヶ月目)、5月辺りの勉強時間が0になりましたが、後半やや持ち直しました。

月ごとの時間.jpg

10回分の模試を10回づつ、計100回やるというTOEICの勉強法は、実際15回(42.5時間)でもかなりの成果が得られましたので、英語に興味は無いがTOEICの得点は上げたいという、就職活動をしている方などにお勧めの勉強法かと思われます。

4年目はスピーキングをなんとかしたいので、① TOEIC SWテストのテキストを使ってスピーキングの勉強、② TOEICテストの10回分を10回の続き(TOEICテスト新公式問題集Vol.5、TOEICテスト超リアル模試600問)、③ 実践ビジネス英語の継続を行おうと思います。

「Habit is second nature」

 

関連書籍

ナカシマ

投稿者の記事一覧

化学と英語に関心があります。

関連記事

  1. sinceの使い方
  2. Skype英会話の勧め
  3. 論文をグレードアップさせるーMayer Scientific E…
  4. 「関口存男」 ~語学の神様と言われた男~
  5. edXで京都大学の無料講義配信が始まる!
  6. alreadyの使い方
  7. 海外の教授にメールを送る-使える英語表現と文例
  8. 英語発表に”慣れる”工夫を―『ハイブリッ…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 酸化亜鉛を用い青色ダイオード 東北大開発 コスト減期待
  2. ヘキサン (hexane)
  3. 【速報】2023年ノーベル化学賞は「量子ドットの発見と合成」へ!
  4. 十全化学株式会社ってどんな会社?
  5. Zachary Hudson教授の講演を聴講してみた
  6. ナトリウムトリス(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロポキシ)ボロヒドリド:Sodium Tris(1,1,1,3,3,3-hexafluoroisopropoxy)borohydride
  7. 小6、危険物取扱者乙種全類に合格 「中学で理科実験楽しみ」
  8. ハンチュ エステルを用いる水素移動還元 Transfer Hydrogenation with Hantzsch Ester
  9. 分子形状初期化法「T・レックス」の実現~いつでもどこでも誰でも狙った場所だけ狙ったタイミングで~
  10. 1,2-還元と1,4-還元

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2014年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP