[スポンサーリンク]

化学書籍レビュー

HOW TO 分子シミュレーション―分子動力学法、モンテカルロ法、ブラウン動力学法、散逸粒子動力学法

[スポンサーリンク]

内容

分子ミクロ・シミュレーション法の必要最小限の重要な理論面の理解とともに、例題プログラムを用いて実際に自分でシミュレーションを実行し理解していく、実践型教科書。

対象

学部生以上

 

評価・解説

立体選択性・反応機構を議論したりするうえで、分子シミュレーションは近年避けられないツールのひとつとなっています。本書は分子シミュレーション計算の基礎から計算方法まで詳しく解説されています。付属CDを活用すれば、コンパイル法や実行ファイルの作り方も学べる実践的なつくりになっています。

 

関連書籍

 

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 毎年恒例のマニアックなスケジュール帳:元素手帳2023
  2. 2009年9月人気化学書籍ランキング
  3. サイエンスライティング超入門
  4. 動画でわかる! 「575化学実験」実践ガイド
  5. DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計…
  6. 交響曲第6番「炭素物語」
  7. 有機合成の落とし穴
  8. ChemSketchで書く簡単化学レポート

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 酸素を使った触媒的Dess–Martin型酸化
  2. 三井化学、触媒科学賞の受賞者を決定
  3. 再生医療ーChemical Times特集より
  4. 「超分子」でナノホース合成 人工毛細血管に道
  5. Zachary Hudson教授の講演を聴講してみた
  6. 新型卓上NMR Spinsolve 90 が販売開始
  7. 宇宙に漂うエキゾチックな星間分子
  8. CETP阻害剤ピンチ!米イーライリリーも開発中止
  9. 第21回 バイオインフォ-マティクスによる創薬 – Heather Carlson
  10. 導電性ゲル Conducting Gels: 流れない流体に電気を流すお話

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

光と水で還元的環化反応をリノベーション

第609回のスポットライトリサーチは、北海道大学 大学院薬学研究院(精密合成化学研究室)の中村顕斗 …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP