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化学書籍レビュー

Purification of Laboratory Chemicals

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[amazonjs asin=”0128054573″ locale=”JP” title=”Purification of Laboratory Chemicals, Eighth Edition”]

内容

本書は化合物の精製法に関するほぼ唯一の成書です。市販の市販有機・無機・生化学化合物を精製するための、何千もの文献手法をまとめてあります。

対象

  • 有機・無機・生化学に携わる研究者
  • 実験につかう化合物を精製する機会がたびたびある方

評価・解説

研究室で用いる一般的な化学試薬の精製方法が詳しく載っています。精密で正確な実験を行うためには自前で合成した試薬、もしくは市販試薬を精製して使わなければなりません。その時にこれを参照すれば大抵解決できます。研究室に一冊置いてあると便利。

現在の最新版は第8版(2017)です。

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cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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