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三井化学、出光興産と有機EL材料の協業体制構築で合意

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三井化学<4183.T>は13日、出光興産(東京都千代田区)と有機EL材料の研究開発・製造の協業体制を構築することで合意したと発表した。

 有機ELの材料の開発で両社の技術を融合させる。製造体制については、三井・出光両社の製造設備を相互で利用するが、具体的な内容は今後、両社で協議する。これらの協業によって得られた有機EL材料は、出光興産が販売を行うとしている。 (引用:朝日新聞)

 

 最近テレビ市場を占有している液晶ディスプレイやプラズマテレビ。携帯電話の画面等では有機ELディスプレイが登場していますが、テレビとしてはまだまだこれからです。多数の特許を有する三井化学と、高い技術力を有する出光が協業体制をとり、テレビ市場での有機ELディスプレイが本格化することによって、フラットパネルディスプレイ市場は活性化されるのでしょうか。期待ですね。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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