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薬剤師国家試験にチャレンジ!【有機化学編その2】

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薬剤師国家試験で問われる化学のレベルとは?をテーマにしたチャレンジシリーズ、第2弾です。

本シリーズでは1記事あたり 3 問を目安に、化学系の問題をピックアップし、解説を交えてお伝えしていきたいと思います。
第2回も有機化学の問題を選んでみました。それでは早速どうぞ! (設問 3 問 → 回答 3 問)

問題

問1 (第106回 問題102 理論問題)

酸性の強さを比較したもののうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、第一解離のみを比較するものとする。

問2 (第105回 問題102 理論問題)

図は、アルケン A からアルコール C 又はアルコール D を合成する経路を示している。この経路に含まれる反応又は化合物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

問3 (第99回 問題 103 理論問題)

メトキシベンゼン (アニソール) A の一般的な合成法を以下に示した。これに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

解答

解答1 (第106回 問題102 理論問題)

解答2 (第105回 問題102 理論問題)

解答3 (第99回 問題103 理論問題)

おわりに

いかがでしたでしょうか? アルケンの付加反応の問題は頻出と言っていいほど国試でよく出るので、薬学生の方は要チェックです!

次回は「NMR」の問題をお送りしようと思います!

なお、より詳しい解説をお求めの方には、薬学ゼミナールの既出問題集をオススメします。

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薬剤師国家試験にチャレンジ!シリーズ

有機化学編その1

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創薬化学者と薬局薬剤師の二足の草鞋を履きこなす、四年制薬学科の生き残り。
薬を「創る」と「使う」の双方からサイエンスに向き合っています。
しかし趣味は魏志倭人伝の解釈と北方民族の古代史という、あからさまな文系人間。
どこへ向かうかはfurther research is needed.

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