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骨粗しょう症治療薬、乳がん予防効果も・米国立がん研究所

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ラロキシフェン米国立がん研究所は17日、米イーライリリー社の骨粗しょう症治療薬を閉経後の女性に投与した大規模臨床試験で、乳がんの予防効果がみられたことを明らかにした。

 ラロキシフェンというこの薬は「エビスタ」の商品名で日本でも販売されている。乳がん治療薬タモキシフェン(英アストラゼネカ社)と同等の予防効果があった一方、タモキシフェンより副作用は少なかったため「患者に有益な情報だ」として、試験終了前に中間結果が発表された。(引用:日本経済新聞)

タモキシフェン 

米国では800万人の女性が骨粗鬆症、2,200万人が骨量減少症であると推定されています。さらに、日本の骨粗鬆症患者は約1000万人確認されています。ラロキシフェン(Raloxifene)は選択的エストロゲン受容体モジュレーターという新しいカテゴリーに属する骨粗鬆症治療剤です。これが、

今回、乳がんの治療薬としてよく知られている、タモシキフェン(tamoxifen)と同等の効果があったそうです。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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