[スポンサーリンク]

化学地球儀

石見銀山遺跡

[スポンサーリンク]

 

戦国時代~江戸時代に栄えた日本最大の銀山。2007年にユネスコの世界遺産に登録された。最盛期の独特な景観が数多く残されている(写真:Green Shinto.com

概要

大航海時代だった16世紀、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパに唯一知られた存在でした。当時の流通していた銀はおよそ 1/3が日本産であり、なかでも石見銀山から産出される銀は高品質なものとして知られていました。

この銀を用いた交易がヨーロッパ・東アジアにて盛んに行われることで、諸々の経済・文化価値を生み出すことに一役買っていたわけです。

また石見銀山では、自然に配慮し調和を心がけた鉱山運営を行っていました。採掘~精錬までが行われた跡地、また当時栄えた鉱山町の建造物・町並みなど、当時の様子を伝える様々な遺跡が豊富かつ良好な状態で残されています。

この事実が評価され、2007年にアジア初の産業世界遺産として登録を受けることとなりました。

 

マップ



より大きな地図で 化学地球儀 -Chem-Station- を表示

チェックイン!

関連動画

参考文献

関連書籍・商品

 

外部リンク

 

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 大久野島毒ガス資料館
  2. 大塚国際美術館
  3. 日本科学未来館
  4. 史跡 佐渡金山
  5. ロンドン・サイエンスミュージアム
  6. スイスの博士課程ってどうなの?2〜ヨーロッパの博士課程に出願する…
  7. 野依記念物質科学研究館
  8. Bergfriendhof (山の墓地)

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 入江 正浩 Masahiro Irie
  2. 第111回―「予防・診断に有効なナノバイオセンサーと太陽電池の開発」Ted Sargent教授
  3. 第35回ケムステVシンポ「有機合成が拓く最先端糖化学」を開催します!
  4. 第166回―「2次元量子材料の開発」Loh Kian Ping教授
  5. 岡大教授が米国化学会賞受賞
  6. ESI-MSの開発者、John B. Fenn氏 逝去
  7. 極薄のプラチナナノシート
  8. (–)-Batrachotoxinin Aの短工程全合成
  9. ジャック・ドゥボシェ Jacques Dubochet
  10. 米国もアトピー薬で警告 発がんで藤沢製品などに

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

最新の電子顕微鏡法によりポリエチレン分子鎖の向きを可視化することに成功

第583回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 陣内研究室の狩野見 …

\脱炭素・サーキュラーエコノミーの実現/  マイクロ波を用いたケミカルリサイクル・金属製錬プロセスのご紹介

※本セミナーは、技術者および事業担当者向けです。脱炭素化と省エネに貢献するモノづくり技術の一つと…

【書籍】女性が科学の扉を開くとき:偏見と差別に対峙した六〇年 NSF(米国国立科学財団)長官を務めた科学者が語る

概要米国の女性科学者たちは科学界のジェンダーギャップにどのように向き合い,変えてきたのか ……

【太陽ホールディングス】新卒採用情報(2025卒)

■■求める人物像■■「大きな志と好奇心を持ちまだ見ぬ価値造像のために前進できる人…

細胞代謝学術セミナー全3回 主催:同仁化学研究所

細胞代謝研究をテーマに第一線でご活躍されている先生方をお招きし、同仁化学研究所主催の学術セミナーを全…

マテリアルズ・インフォマティクスにおける回帰手法の基礎

開催日:2023/12/06 申込みはこちら■開催概要マテリアルズ・インフォマティクスを…

プロトン共役電子移動を用いた半導体キャリア密度の精密制御

第582回のスポットライトリサーチは、物質・材料研究機構(NIMS) ナノアーキテクトニクス材料研究…

有機合成化学協会誌2023年11月号:英文特別号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2023年11月号がオンライン公開されています。…

高懸濁試料のろ過に最適なGFXシリンジフィルターを試してみた

久々の、試してみたシリーズ。今回試したのはアドビオン・インターチム・サイエンティフィ…

細胞内で酵素のようにヒストンを修飾する化学触媒の開発

第581回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 薬学系研究科 有機合成化学教室(金井研究室)の…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP