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独メルク、米シグマアルドリッチを買収

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9月22日(ブルームバーグ):ドイツの医薬・化学品メーカー、メルク は化学薬品を手掛ける米シグマアルドリッチを現金170億ドル(約1兆8540億円)で買収することで合意した。研究施設で使われる化学品や医薬品の分野を拡大する。

化学系の研究者にはびっくりするようなニュースが舞い込んできました。上記のとおり、ドイツのメルク(製薬会社のメルクじゃないですよ。よく間違えるので海外のニュースでも”Merck KGaA is not affiliated with Merck & Co. of the U.S.”と記載してあります)がアメリカのシグマアルドリッチを買収するとのこと。現在どちらのウェブサイトにいっても、メルクのCEOであるKarl-Ludwig KleyとシグマアルドリッチのCEOであるRakesh Sachdevが握手しているバナーが掲載されています。

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(画像:シグマアルドリッチHPより)

 ん、それだけじゃなく、動画まで公開されているではないですか。丹念に準備された買収劇であったわけですね。

メルクは2010年にバイオ関連企業ミリポアを買収(筆者のイメージは超純水の会社)して今度は化学のシグマアルドリッチですか。そもそも化学・医薬系では最も歴史の古いと言われているメルクでたいへん大きな企業ですが、いやいやびっくりしました。マスコット?のアルドリッチおじさんはどうなることでしょう?リストラ?

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アルドリッチおじさんUSB

「北米での地位強化や成長著しいアジア市場の開拓促進、(子会社の)メルクミリポアの世界展開拡大」を目指しているらしいですが、どうなることやら。

【追記 2015年10月26日】なんと、巨大企業ハネウェル(電子制御システムや自動化機器を製造販売)がアルドリッチの実験研究化学品(laboratory research chemicals)事業を約1億500万ユーロで買収とのこと。どうなってるんだろう?よくみてみると買収されたのはシグマアルドリッチ社のFluka 生化学研究、その他化学および医薬品用途・Hydranal カールフィッシャー試薬 ・Chromasolv 高純度溶媒の3つだそうです。それ以外はメルクへ。なんだかめちゃくちゃだなあ。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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