[スポンサーリンク]

一般的な話題

個性あるTOCその③

[スポンサーリンク]

 

Theoretical and NMR Studies of Deuterium Isotopic Perturbation of Hydrogen Bonding in Symmetrical Dihydroxy Compounds
O’Leary, D. J.; Hickstein, D. D.; Hansen, B. K. V.; Hansen, P. E. J. Org. Chem. 2010, ASAP

化学界にもとうとう萌えと2次元の波が到来!? ACS始まったな(笑)

 

こんなことやってのける先進的な国は、絶対日本に違いない!・・・と思いきや、欧米発でしたね残念。まぁどことなく、キャラデザの方向性が純日本ぽくないような気もしますし(耳とか目とか)。

 

その①その②に続き、風変わりなTOC(Table of Contents)が最近増えている模様。荒木飛呂彦表紙なんかも以前にありましたしね。こういった余剰スペースにおけるフリーダム度、近年うなぎのぼりな感じですな。

ジャーナル電子化に伴い、今後は「より人目を引いた者勝ち」な世界になっていくことの兆候かも知れません。これは是非とも「コンテンツ産業立国ニッポン」に期待!ですな。(まぁそれ以前の問題として、もちろん良い研究をしないといけないわけですが・・・)

 

そしてこのTOC公開直後、情報がTwitterで急速に拡散していき、はてブで速攻ブクマされ続ける様を眺め、ワタクシ感動を禁じ得ませんでした。おまいら本当に良くやってるよ・・・今後も化学(萌えパワー)愛を広めるため奮闘していただきたいものでございます。

・・・この調子で行けば、学術系ウェブスペースを化学分野が席巻する日も近いか?(笑)

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4569808700″ locale=”JP” title=”ELEMENT GIRLS 元素周期 COLOR MIX 萌えて覚える化学の基本”][amazonjs asin=”4759811672″ locale=”JP” title=”元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS”]

 

関連リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 「リチウムイオン電池用3D炭素電極の開発」–Caltech・Gr…
  2. 合成生物学を疾病治療に応用する
  3. 金属ヒドリド水素原子移動(MHAT)を用いた四級炭素構築法
  4. 第五回ケムステVシンポジウム「最先端ケムバイオ」を開催します!
  5. 付設展示会に行こう!ーシグマアルドリッチ編ー
  6. フラーレンの単官能基化
  7. ファラデーのつくった世界!:−ロウソクの科学が歴史を変えた
  8. 【予告】ケムステ新コンテンツ「元素の基本と仕組み」

注目情報

ピックアップ記事

  1. ドラマチック有機合成化学: 感動の瞬間100
  2. CAS Future Leaders Program 2022 参加者インタビュー
  3. マーティン・カープラス Martin Karplus
  4. 第三級アミン酸化の従来型選択性を打破~Auナノ粒子触媒上での協奏的二電子一プロトン移動~
  5. ヒト遺伝子の ヒット・ランキング
  6. ADC迅速製造装置の実現 -フローリアクタによる抗体薬物複合体の迅速合成-
  7. PACIFICHEM2010に参加してきました!②
  8. スキンケア・化粧品に含まれる有害物質を巡る騒動
  9. 第29回光学活性化合物シンポジウム
  10. 「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されました

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP