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京大融合研、産学連携で有機発光トランジスタを開発

京都大学とパイオニア三菱化学ロームの3社は、「包括的産学融合アライアンス」として平成14年(2002年)8月から始めた産学連携の大型共同研究の研究成果として、有機発光トランジスタと低熱膨張透明基板を開発したと、2005年1月25日に共同発表した。
この産学融合アライアンスは、パイオニアなどの3社にNTT(日本電信電話)、日立製作所の2社を加えた合計5社と「次世代の有機系エレクトロニクス・デバイス」の研究開発を目指し、2002年から5年間の大型共同研究プログラムとして始めたもの。異業種同士の垂直統合アライアンスを組んだのが特徴になっている。
具体的な開発テーマは「高機能フレキシブルディスプレイ」の大テーマの下に5分野・21項目のテーマを設定し、将来の新産業興しにつながる研究開発を目標としている。参加する企業は1社当たり1年間に5000万円の共同研究費を負担する仕組み。日本の大学と企業連合が産学連携の大型共同研究を組んだ第1号として注目されている


京大の窓口となる国際融合創造センター(IIC)によると、企業5社と毎年1回、共同研究成果を評価し、共同研究の進捗度や計画通りに成果が上がっているかどうかを検討する。今回は、共同研究を始めて約2年半で、折り返し点での一種の中間評価になっている。万一、企業側が成果が上がっていないと判断すると、年間5000万円の共同研究費を打ち切る可能性もあり、京大側はいい意味での緊張感を感じているという。
今回の研究成果である有機発光トランジスタは、有機トランジスタにEL(エレクトロルミネッセンス発光機能を持たせた電界効果型トランジスタ(FET)である。同デバイスをアクティブマトリックス型表示素子に適用すると、従来の有機ELディスプレイに比べて、部品点数を大幅に少なくすることができ、つくりやすいのでコストダウンが可能との見通し。
この研究成果は、京大と千歳科学技術大学との協力による有機半導体材料と有機発光材料の研究結果に、三菱化学の機能性色素と有機合成の技術、ロームとパイオニアの半導体技術を融合して得られたもの。(引用:nilkkeibp
なかなかこの産学協同は面白いですね。かなり異業種もいるようでいろんな知識、技術から新たな見解、知識、技術が生まれそうです。
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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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