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化学者のつぶやき

化学Webギャラリー@Flickr 【Part1】

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Flickr(フリッカー)というサイトをご存じですか? ユーザが自分のデジタル写真をアップロードして、友達や家族などと共有して楽しむ事ができるという、オンライン写真共有サービスです。「写真版ミクシィ」のようなものだと考えてもらえれば良いでしょうか。アマチュアがほとんどとはいえ、センスの良い写真もあって、ぼーっと眺めてるだけでも楽しいサイトです。

今回は、Flickrに多数アップされている美麗な写真をピックアップして紹介してみたいと思います。Part 1のキーワードは“organic chemistry”です。

 “inspaired by my project” 

flickr_1.jpg付記されてるコメントが“wishing if love is just as simple as organic chemistry reactions ….(愛することが有機化学の反応ぐらいカンタンだったら良いのに・・・)” 。なかなかのセンスですね。

 “BEnzEne”


flickr_2.jpg
働き蜂のごとく、日々休み無く過ごす研究者達が、有機化学を方々へと発展させているのだなぁ・・・・とか考えてしまうのはややヒネた見方でしょうか(笑)。

 

“Chain of life: H2N CH2 CH2 OH”

flickr_3.jpg ハーバード大学のサイエンスセンターに飾られているアートワーク。解説によれば、「炭素、窒素、酸素、水素がひとたび集えば、地球に生命が生まれる」ということを表現しているらしいです。

“Molecules & Bonds”

flickr_4.jpg分子模型の写真。いかにも何かが生まれてきそうな、迫力満点な構図です。

“Donut PARTY”

 

flickr_5.jpg

 

どうでも良いですが、アメリカって毒々しい色の食べ物が結構多いんですよねぇ・・・

 

とまぁ、こんな感じでなかなかに楽しい写真のそろっている巨大サイトのFlickrですが、日本語サービスがまだまだ充実していません。日本人にとっては現状、ややハードルの高いサービスなのが残念かも・・・。写真編集などに優れた機能も実装されていますし、操作自体もカンタンで便利なことは、使い始めてみればすぐわかるのですが。

もう少し詳しいことが知りたい、という方は日本語で読める解説を集めましたので、関連リンクを参照ください。

 

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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