[スポンサーリンク]

ケムステニュース

香りで女性のイライラ解消 長崎大が発見、製品化も

[スポンサーリンク]

長崎大医学部の篠原一之教授(神経生理学)らの研究グループが、マタニティーブルーや月経前緊張症などで引き起こされる女性特有の不安やイライラに効果のある香りを発見、ベンチャー企業が成分を化学合成して製品化した。
研究グループは、10―20代の女性21人に月経周期に合わせて9種類の香りをかいでもらい、倦怠(けんたい)感や意欲低下、イライラなどが軽減したかどうかを質問、回答を統計学的に解析した。その結果、東南アジア原産の花、イランイランの香りの主成分「βカリオフィレン」が、これらの症状改善に最も効果があることが分かった。(引用:共同通信)

 

βカリオフィレン(下図)はアロマテラピーで使われる精油の成分です。もともとチョウジのつぼみから単離されたこの化合物は4員環と9員環がトランスに縮環した面白い構造をしています。一般の人にはパックマンにしかみえないでしょう。パックマンもちょっと古いか(苦笑)。

2016-02-17_15-24-03

科学的にもマイナスイオンほにゃららってものよりよっぽどというか比較にならないくらいこっちの方が説得力があります。いい香って落ち着くからいいですよね。

 

外部リンク

 

  • パックマン1950年代に入り、多くの化学者の努力とX線結晶解析法の導入により、カリオフィレンは4員環と9員環がトランスに縮環したビシクロ[7.2.0]ウンデカン骨格を有する二環性化合物であることがはじめて明らかにされた。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4839958416″ locale=”JP” title=”新版 これ1冊できちんとわかるアロマテラピー”][amazonjs asin=”4894791196″ locale=”JP” title=”香りの科学はどこまで解明されたか―アロマテラピー・森林浴・嗜好飲料”]

 

関連商品

[amazonjs asin=”B000FQR2E6″ locale=”JP” title=”GAIA エッセンシャルオイル イランイラン・エクストラ 5ml”]

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ライオン、男性の体臭の原因物質「アンドロステノン」の解明とその抑…
  2. 数々の日本企業がIntel 2023 EPIC Supplier…
  3. 茅幸二、鈴木昭憲、田中郁三ら文化功労者に
  4. ファイザーがワイスを買収
  5. 新日石、地下資源開発に3年で2000億円投資
  6. アスピリンの梗塞予防検証 慶応大、1万人臨床試験
  7. タミフル―米国―厚労省 疑惑のトライアングル
  8. 日本化学会第85回春季年会

注目情報

ピックアップ記事

  1. 鉄触媒によるオレフィンメタセシス
  2. 浜松ホトニクス、ヘッド分離型テラヘルツ波分光分析装置を開発
  3. 岡本佳男 Yoshio Okamoto
  4. 9-フルオレニルメチルオキシカルボニル保護基 Fmoc Protecting Group
  5. V字型分子が実現した固体状態の優れた光物性
  6. 天然物の生合成に関わる様々な酵素
  7. 第2回エクソソーム学術セミナー 主催:同仁化学研究所
  8. アメリカの大学院で受ける授業
  9. トーンカーブをいじって画像加工を見破ろう
  10. トンボ手本にUV対策 産総研など 分泌物の主成分を解明

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2004年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目情報

最新記事

タリンにいってきました BOS2026 前編

みなさんこんにちは。ケムステ代表です。久々にまともに記事を書きます。さて、表題の通り、6月後…

第6回鈴木章賞授賞式&第10回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学、情報科学、実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP