[スポンサーリンク]

ケムステニュース

広瀬すずさんがTikTok動画に初挑戦!「#AGCチャレンジ」を開始

[スポンサーリンク]

TikTok For BusinessとAGC株式会社は、AGCをより多くの人に知っていただくことを目的とし、ハッシュタグチャレンジ「#AGCチャレンジ」を2021年2月26日(金)より開始しました。また、公式動画として、TVCMキャラクタ―の広瀬すずさんもチャレンジに参加します。 (引用:PR TIMES 2月26日)

ガラスの製造・販売で最大手であり、その他にも多様な化学品を取り扱うAGCは、2月から女優の広瀬すずさんを起用した新しいCMを放映しています。内容は「AではじまりCでおわる素材の会社はAGC」という歌に合わせてAとCの札を出して独特なリズムをとっているもので、とても単純ですが素材の会社AGCが頭に残るようなCMになっています。

2月から放映が始まったCM

そしてこのCMに関連してTikTokを使った「#AGCチャレンジ」が2月26日から始まりました。この企画では、広瀬すずさんが「A」「G」「C」の3文字で会社名AGCを紹介しているように、自分ならではのアルファベット3文字を使って、自分を表現した動画を投稿することができます。すでに多く人の投稿があり、様々な三文字が紹介されています。化学であれば、「IではじまりAでおわるアルコール系溶媒はIPA」でしょうか?

さらにAGCのサイトに特設ページが設けられていて、CMや#AGCチャレンジの紹介だけでなく、AGCの製品がどこで使われているかを知ることができます。製品紹介では分野ごとに簡潔に解説されていて、詳しい内容はリンクを進むと知ることができます。

AGCのスマホ用ガラスの耐久性を示す動画

分野別に応用先を紹介するコンテンツは一般的ですが、AGCでは具体的にどこに使われているかを強調しています。それがわかる一つ目のポイントとして自動車向けのガラスについてで、化学品の製造元を最終製品の外見から知ることがあまりありませんが、自動車向けのガラスには端部に準拠している規格など共にガラスを製造した社名が刻印されていることを解説しています。2つ目のポイントは塗料についてで、実際にAGCの塗料が使われた建築物が紹介されています。化学品の供給先の情報は顧客情報であるため開示できないことが多い中、どこに使用されているかが明確に示されていてより身近に感じられる内容だと思いました。リンク先の情報は、別サイト「あなたのまわりのAGC」の一部であり、CMの特設サイト以外の応用に関する情報も掲載されています。

AGCのフッ素系塗料が使われている東京ゲートブリッジ

AGCでは、2018年に社名を旭硝子株式会社からAGC株式会社に変更しましたが、それに伴いAGCという社名を強調するようなCMを放映してきました。

昨年放映されていたCM

この企画について、CM(YouTube)だけでなく若者に流行りのSNSで参加型のキャンペーンを行っていることが新鮮に感じられました。TiktokのAGCチャレンジでは、投稿動画の冒頭には必ず素材の会社AGCが入るため、投稿が共有されるほど宣伝になります。この仕掛けは、AGCというBtoBの会社を示しているからこそそれぞれの投稿が自然なコンテンツになっていると思います。化学品は、BtoBのビジネスでありCMやイメージ戦略で売り上げが大きく変わることはないと予想されますが、会社自体の認知度を社会の中で上げることを目的にこのような企画を行っていると考えられます。化学品がこの便利な世の中を下支えしているかを示すために、流行りのツールを活用して各社アピールをしてほしいと思います。

関連書籍

[amazonjs asin=”4526070645″ locale=”JP” title=”ガラスの科学 (おもしろサイエンス)”] [amazonjs asin=”B08TZ6TGCJ” locale=”JP” title=”工業材料2021年3月号雑誌・特集:ガラス代替透明樹脂の耐熱性・光学特性向上のための最新材料技術”]

AGCに関するケムステ過去記事

Avatar photo

Zeolinite

投稿者の記事一覧

ただの会社員です。某企業で化学製品の商品開発に携わっています。社内でのデータサイエンスの普及とDX促進が個人的な野望です。

関連記事

  1. 米ファイザー、コレステロール薬の開発中止
  2. GoogleがVRラボを提供 / VRで化学の得点を競うシミュレ…
  3. 化学の楽しさに触れるセミナーが7月に開催
  4. トムソン:2005年ノーベル賞の有力候補者を発表
  5. 大村氏にウメザワ記念賞‐国際化学療法学会が授与
  6. グローバルCOE審査結果
  7. 超合金粉末の製造方法の改善に機械学習が試行される
  8. 分析化学の約50年来の難問を解決、実用的な微量分析法を実現

注目情報

ピックアップ記事

  1. 元素名を名字にお持ちの方〜
  2. リアルタイムで分子の自己組織化を観察・操作することに成功
  3. ネオジム磁石の調達、製造技術とビジネス戦略【終了】
  4. ハーバート・ブラウン Herbert C. Brown
  5. 有機合成化学協会誌2024年2月号:タンデムボラFriedel-Crafts反応・炭素-フッ素結合活性化・セリウム錯体・コバルト-炭素結合・ホスホロアミダイト法
  6. アミロイド認識で活性を示す光触媒の開発:アルツハイマー病の新しい治療法へ
  7. 構造式を楽に描くコツ!? テクニック紹介
  8. ダイヤモンドライクカーボン
  9. 工業生産モデルとなるフロー光オン・デマンド合成システムの開発に成功!:クロロホルムを”C1原料”として化学品を連続合成
  10. 2010年ノーベル化学賞ーお祭り編

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2021年3月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目情報

最新記事

収率予測モデルが反応機構を語る!

第716回のスポットライトリサーチは、京都大学化学研究所(中村研究室)道場貴大 助教にお願いしました…

電気化学の勘どころ 対話でつかむホントの姿

概要対話形式で本質に迫る,電気化学の入門書.勘どころを押さえれば,複雑に見える現象の要点…

ペプチド合成におけるエピメリ化 Epimerization in Peptide Synthesis

概要ペプチド合成におけるエピメリ化(epimerization)とは、アミノ酸残基のα炭素の立体…

第63回Vシンポ「フォトキネティシズム:励起現象のマルチスケール速度論と革新的光機能」を開催します!

今年も夏本番の季節になってきましたね! さて、本記事は、第63回ケムステVシンポジウムの開催告知です…

アビディ アルキン合成/Abidi Alkyne Synthesis

概要アビディ アルキン合成(Abidi Alkyne Synthesis)は、米国魚類野生生物局…

第43回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

テーマ「創薬化学の新たな潮流 多彩なアプローチで未来を創る」 日時2026年11月11日…

圧力は「設定値」だけで決まらない【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

査読に AI を使われた体験談

生成 AI の普及は加速しており、調べもの、英文校閲など研究者の皆さんも活用していることと思います。…

フィーゼルマン チオフェン合成/Fiesselmann Thiophene Synthesis

概要フィーゼルマン チオフェン合成(Fiesselmann Thiophene Synthesi…

“とび跳ねる水滴”に潜む物理 〜接触時間とエネルギー源で読む撥水・防氷のテク〜

熱したフライパンに落ちた水滴が、玉になってコロコロと走り回り、冷えた面では、結露水が合体した瞬間に跳…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP