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松本・早大教授の論文、学会は「捏造の事実無し」

日本分析化学会(小泉英明会長)は29日、国の研究費を不正受給した早稲田大の松本和子教授が論文データ捏造(ねつぞう)も指摘されていた問題で、論文の一部は信頼性が十分でないと指摘しつつも「捏造の事実はない」とする調査結果を発表した。

 論文は、紫外線を当てると蛍光を発する有機金属化合物に関するもので、01年、米専門誌に掲載された。

 蛍光の明るさを示す測定値(量子収率)が高すぎるとして、データ捏造を疑う指摘があった。早大も調査中だが、松本教授は反論している。(引用:朝日新聞)

 近頃話題の科研費横領問題に加えた論文捏造問題。捏造はなかったようです。それにしてもIUPACの次期会長となる予定だった人がこのようなことを行ってしまうと、日本の化学会そのものへのダメージですね。まだまだなんとなくでてきそうですね。

 捏造問題とは異なりますが、最近、いや最近だけではないですが、他国の論文に投稿するとピュアレビューが行われていないような気がします。出した内容がよくわからないクレームで落とされた後に、同じような内容で論文がでていたり・・・。


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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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