[スポンサーリンク]

一般的な話題

ケムステイブニングミキサー2016を終えて

[スポンサーリンク]

新年度がはじまりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

3月末の日本化学会春季年会では、既に毎年恒例となった「ケムステ付設展示会コラボキャンペーン」を行いました(記事 PartI, Part II, Part III)。さらに、3年目となった若手研究者のための集まり「ケムステイブニングミキサー」も開催しました。イブニングミキサーでは今回も200人近くの学生・若手研究者が集まり大盛況のうちに終了しました。日本化学会春季年会の公式行事となってからは2年目ですが、徐々に浸透してきた感があります。

本記事では、そのケムステイブニングミキサー2016の様子を写真で振り返りながらお届けしたいと思います。

 

友人をつくってから出て行くこと

18時からの開始に合わせて、17時半から受付を行いました。受付でドリンクチャージ料の100円を払っていただき、会場へ。受付が混み合っていたため、開始は少し遅れて18時10分ほど。まずはケムステ代表の私が、簡単な挨拶を行いました。このミキサーのコンセプトはいつもどおり「異分野の友人を1人でも多くつくること」。

 

2016-04-07_09-01-59

 

2016-04-07_09-12-17

 

おいしい食事と歓談

食事は前回かなり多く頼みすぎてしまったため、今回は量より質ということで抑えめに。参加者は始まりと同時に飲食をしながら、交流を深めることができたと思います。

2016-04-07_09-17-07

2016-04-07_09-22-09

2016-04-07_09-27-15

2016-04-07_09-39-47

 

特別付設展示会も開催

本イブニングミキサーは協賛企業・団体の方々が特設の付設展示会を開催してくれました。協賛企業は以下の企業。

残念ながら、3日目は企業ブースの撤収日であり、企業も参加が難しく今年は4社。当日は和光純薬工業様が提供品不足(コラボキャンペーンが好評であったたため)で参加を見送りまして3社となりましたが、特設のプレゼントキャンペーンや説明を楽しんだようでした。

2016-04-07_09-58-35

 

玉尾先生が訪問してくれました

本企画の提案者(参考)であり、日本化学会元会長の玉尾皓平先生に今年も訪問していただきました。本企画の考案の趣旨や、ジャーナルの活性化の話など若手研究者へのお願いも含めてお話いただきました。

2016-04-07_10-11-30

 

来年もやります!

当日も少しだけ話しましたが、私事となりますが、7年半いた名古屋大学を3月で退職し、4月より早稲田大学へ異動いたしました。ゼロから研究室を立ち上げています。すなわち、ケムステ”本部”は名古屋から東京に移動しました。東京だからできることも多くありますので、過労死しない程度に益々活発に活動していきたいと思います。

さて、来年の日本化学会春季年会は慶応義塾大学。今年参加された方は友達を誘って、参加できなかった方は次はぜひ参加していただければと思います。皆さん東京でお会いしましょう!

2016-04-07_10-15-10

写真撮影・提供:伊藤英人講師(名古屋大学)

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 2021年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!
  2. 目指せ!! SciFinderマイスター
  3. 揮発した有機化合物はどこへ?
  4. メルマガ有機化学 (by 有機化学美術館) 刊行中!!
  5. 複雑な生化学反応の条件検討に最適! マイクロ流体技術を使った新手…
  6. 【書籍】機器分析ハンドブック2 高分子・分離分析編
  7. 電気化学ことはじめ(1) 何が必要なの??
  8. イオン性置換基を有するホスホール化合物の発光特性

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第56回―「メタボロミクスを志向した質量分析技術の開発」Gary Siuzdak教授
  2. 化学者たちのネームゲーム―名付け親たちの語るドラマ
  3. 電化で実現する脱炭素化ソリューション 〜蒸留・焼成・ケミカルリサイクル〜
  4. 化学療法と抗がん剤の併用で進行期非扁平非小細胞肺癌の生存期間延長
  5. 4歳・2歳と学会・領域会議に参加してみた ①
  6. 偏光依存赤外分光でMOF薄膜の配向を明らかに! ~X線を使わない結晶配向解析
  7. 静電相互作用を駆動力とする典型元素触媒
  8. ポリ塩化ビニルがセンター試験に出題されたので
  9. 化学のためのPythonによるデータ解析・機械学習入門
  10. Nature Chemistry誌のインパクトファクターが公開!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2016年4月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する

第602回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科 塩谷研究室の中島 朋紀(なかじま …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP