[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

プラスマイナスエーテル!?

[スポンサーリンク]

はじめのエントリーとして何を書くか迷いましたが、別に迷う必要もなく、好きなことを書けばよいと思ったので、適当な話題を書いていこうと思います。
今日は隣のベンチのドイツ人がエーテルのにおいを嗅いで(よい子はまねをしてはいけません。)、sweet!!と喜んでいたので(別に怪しげな人ではありません。)、そんなに好きなのか?と聞いたら、ああ、いいねぇ~でもプラスマイナスエーテルの方がいいにおいだよ!っと言われました。

プラスマイナスエーテルってなに?頭の中に、ラセミ体のエーテル、つまり(±)-なんちゃらエーテルが思い浮かびました(苦笑)。適当に流そうかと思いましたがナニソレ?って聞いたら、構造を書いてくれました。

plusminusether.gif

おお!!確かにプラスマイナスエーテルだ!普通に日本でも言うのかもしれませんが(汗)。

ちなみに本名はMethyl-tert-butylether。略してMTBEといいます。いまはつかわられ入ませんが、ガソリンのオクタン価を上げるためにつかわれていいたアンチノック剤です。

ただ、発がん性が報告されているのでむやみにかいだりしないように。

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 【7月開催】第十回 マツモトファインケミカル技術セミナー   オ…
  2. 「超分子ポリマーを精密につくる」ヴュルツブルク大学・Würthn…
  3. 第39回ケムステVシンポ「AIが拓く材料開発の最前線」を開催しま…
  4. 細胞をつなぐ秘密の輸送路
  5. 第六回ケムステVプレミアレクチャー「有機イオン対の分子設計に基づ…
  6. 2016年ケムステ人気記事ランキング
  7. Pure science
  8. SFTSのはなし ~マダニとその最新情報 後編~

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【書籍】液晶の歴史
  2. 光と熱で固体と液体を行き来する金属錯体
  3. いまさら聞けない、けど勉強したい 試薬の使い方  セミナー(全5回) ~DOJIN 5 は語りだす~
  4. 工程フローからみた「どんな会社が?」~OLED関連
  5. ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―
  6. トリス(2,4-ペンタンジオナト)鉄(III):Tris(2,4-pentanedionato)iron(III)
  7. ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2021年版】
  8. 第五回 超分子デバイスの開発 – J. Fraser Stoddart教授
  9. Grubbs第二世代触媒
  10. DMFを選択的に検出するセンサー:アミド分子と二次元半導体の特異な相互作用による検出原理を発見

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する

第602回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科 塩谷研究室の中島 朋紀(なかじま …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP