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ケムステしごと

化学系学生のための企業合同説明会

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忙しくしているともう11月も半ばを過ぎ、今年ももうあと1月半で終わりです。年が明けると、学生の皆さんは卒論や修論の準備に勤しむ方が多いのではないでしょうか(博論ももう大抵終盤です)。それに加えて、大学三年生および大学院修士1年、博士2年の方は未来の勤め先を決める、「就活」が始まります。

現在の倫理憲章では、3月1日を広報開始日としているため、大手ナビサイトのオープン含め3月1日より企業の採用活動が一斉スタートします。17卒では面接開始日が6月となり、(前年の8月から2ケ月前倒し)学生が業界・企業研究にかけられる時間が短くなりました。(良かれ悪かれはここではといませんが、実際には、4月・5月に面接をしている企業も多数あります)。

そのため、3月から就活スタートした学生は、十分な情報収集や自己分析ができないままエントリーシート提出や面接など選考に追われ、(準備不足のため)選考に通らず、就活初期の大事なタイミングで上手く波に乗れないなんてひとも。※もちろんしっかり研究をがんばっていた学生は上手くいっている方が多いと思います。

3月は学内セミナーや企業合同説明会、各企業の個別会社説明会も多数開催され多忙になります。さらに、エントリーシートの作成・提出も並行して行わなければなりません。3月にエントリーシートの提出締切を設けている会社も少なくありません。研究との両立も考えると学生は3月1日になった途端、精神的にも体力的にもかなりハードな状況に陥ります。

実際対象の学生の方がよく知っているかもしれませんが、今回は、来年度の就活組(主に関東地方の方)のために、最近仕入れた企業の合同説明会について少しだけお話しましょう。

化学系学生用の企業合同説明会-「日本化学会」関連

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日本化学会関東支部では、化学系学生の就職支援の一環として「化学系学生のための企業合同説明会」を2017年3月7日・8日に開催するそうです。

化学系学生を採用したい業界のリーディングカンパニー50社が一同に集まり、化学系に特化したこの規模の企業合同説明会は、国内最大で唯一だそう。 *前回は、47社、3200名の学生が参加していたそうです。

化学系学生用の情報提供・就活準備イベント-「化学系学生のための就活」について

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先月下旬にオープンしたばかりの「化学系学生のための就活」というWEBサイトでは、化学系学生が早期に就職活動の準備をスタートできるよう、情報提供をはじめているようです。前述の「化学系学生のための企業合同説明会」へ参加する企業情報も掲載されていますし、サイトへ会員登録をすると、先輩学生の就活体験記を読むことも(登録していないので詳細はわかりませぬ)。

さらに直近の話では、化学系学生への情報提供の一環として、12月2日に2018年卒業予定者を対象とした「化学業界への理解を深める、就活スタート講座」が開催されるそう。

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どんな内容なのか問い合わせてみたところ、

当日は、東証一部上場の化学メーカーにて事業部門と研究開発のトップを歴任し学生の採用面接も行っていた方が、「働くこと」や「会社での研究開発」、「会社が求める人材とは?」など、就職活動をスタートする上で、ぜひ知って欲しい情報をお話しします。さらに、化学メーカー(研究開発職)への就職が決まっている3名の先輩学生が実際の体験をもとに、化学系学生の就活の進め方についてアドバイスします。50名限定のイベントなので、気になること、不安なことがあれば気軽に質問もできます。この時期に聞いて欲しい情報をお伝えするので、これから2月までの間にしっかり準備が進められ、それが3月以降の就職活動に必ず役立ちます。

とのこと。開催日が近く、人数制限(50名!)もあるようなので関東地方の興味のある学生はお早めにお申込みください(ここで紹介すると一瞬にして定員が埋まってしまうかもしれませんが)。

【追記 2017.12.20】定員はすぐに埋まり、最終的に20名以上も超過してしまったそうです。

就職活動、色々なご意見があるひとがいると思いますが、個人的な意見としては積極的に行えば良いのではないかと思います。いつまで採用が決まった会社で働くかわかりませんが、研究室や大学決めなどと一緒に結構人生を左右される選択ですよね。片手間ではできるとは到底思えません。いや、私ならできません(といっても結果的に片手間になってしまいそうですが)。一番ベストは就活とか関係なく、前々から自分の研究に関する1枚の成功の“ポンチ絵”を頭に浮かべながら研究も行っているかです。研究職を目指す人がほとんどなのですから。それは大学の先生だって同じです。「楽しい研究!面白い研究!ならなんでも良いや!」そんな、なんにも考えてないような事言いながら、みなちゃんと考えています(多分)。

いかに研究をすすめるかまとめるか。共同研究者である学生に教育的なことも含めたステキな研究テーマ(先生の”ポンチ絵”の一部)を授け、世界での自分たちの研究を位置づけを確立するため、魅力のある論文を書き、”ポンチ絵”の中身で講演を行えるか。

その辺がちょっと難しいなと思う方は、研究だけが全てではないので別のキャリアパスも考えるのも手です。結構やれるかも!と思う人は、博士課程に進み、立派な研究者を目指してください。

別件で個人的にはちょっとわからないのが、企業の差別化。どこも同じようにみえます。これは企業研究したらわかるものなのでしょうか(苦笑)。もっと素材や化合物がばっちりみえるような情報がほしいところです。各企業に興味をもっているのは化学者なので、極端にいえば一般ではわからないめちゃくちゃマニアックな情報でもかまわないと思います。説明会にいけばわかりますか?あまりわかっているようには思えません。ですから、そんな情報を発信できるよう、現在面白いコンテンツを化学関係企業と画策しています。

関連リンク

  • 化学系学生のための就活WEBサイト:「株式会社エル・フォート」が企画・運営。化学系学生の就職支援WEBサイト。「化学系学生を採用したい企業の情報提供」「先輩学生(化学系)の就活体験記公開」の他、就活後半期には、まだ就職先が決定していない学生のための「就職相談会」などを行っている。
  • ケミカルリクルート:日本化学会のWebサイト。同様に就活関連企画を行っていますが、Webは残念ながら化学企業のリンク集でしかありません。今後を期待します。

関連書籍

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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