[スポンサーリンク]

ケミカルバイオロジー

中村 浩之 Hiroyuki Nakamura

[スポンサーリンク]

中村 浩之(なかむら ひろゆき、1967年x月x日-)は、日本の有機化学者・化学生物学者である。東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 教授。(写真:中村・布施研究室)

経歴

1991 東北大学理学部化学科 卒業
1993 東北大学大学院理学研究科化学専攻博士前期課程 修了
1995 東北大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程 中退
1995 東北大学大学院理学研究科化学専攻 助手
1995 九州大学有機化学基礎研究センター 助手
1996 博士(理学)取得 (東北大学)
1997 東北大学大学院理学研究科化学専攻 助手
2000 文部省在外派遣研究員(D.P.Curran教授)
2002 学習院大学理学部化学科 助教授
2006 学習院大学理学部化学科 教授
2008 学習院大学大学院自然科学研究科生命科学専攻教授(兼任)
2013 東京工業大学資源化学研究所 教授
2015~ 日本中性子捕捉療法学会 会長

受賞歴

1999 日本化学会進歩賞
2007 がん分子標的治療学会奨励賞

研究概要

ホウ素中性子捕捉療法における新しいナノキャリアの開発

低エネルギー中性子をホウ素が捕捉し、α線を発生させてまわりのがん細胞を破壊するホウ素中性子捕捉治療法において、がん細胞への集積度を高めるべくホウ素ナノキャリアの開発に取り組んでいる。

研究室HPより引用

 

ラジカル反応制御をを基盤とするタンパク質修飾法の開発

ラジカル種の短寿命性に着目し、局所的にラジカルを発生させることで分子夾雑系における標的選択的なタンパク質ラベル化法を開発している。特にチロシン残基を標的とする方法は独自性の高い成果である。

研究室HPより引用

関連文献

  1. “Boron-Based Drug Design” Ban, H. S.; Nakamura, H. Chem. Rec. 2015, 15, 616. DOI: 10.1002/tcr.201402100
  2. “Ligand-directed Selective Protein Modification Based on Local Single Electron Transfer Catalysis” Sato, S.; Nakamura, H. Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 8681. DOI: 10.1002/anie.201303831
  3. “Tyrosine-Specific Chemical Modification with in Situ Hemin-Activated Luminol Derivatives” Sato, S.; Nakamura, K.; Nakamura, H. ACS Chem. Biol. 2015, 10, 2633. DOI: 10.1021/acschembio.5b00440
  4. “Horseradish-Peroxidase-Catalyzed Tyrosine Click Reaction” Sato, S.; Nakamura, K.; Nakamura, H. ChemBioChem 2017, 18, 475. DOI: 10.1002/cbic.201600649

関連リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 黒田チカ Chika Kuroda
  2. ロジャーアダムス賞・受賞者一覧
  3. ノーマン・アリンジャー Norman A. Allinger
  4. エリック・フェレイラ Eric M. Ferreira
  5. ヴィンス・ロテロ Vincent M. Rotello
  6. 秋吉一成 Akiyoshi Kazunari
  7. アンソニー・スペック Anthony L. Spek
  8. 山本明夫 Akio Yamamoto

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機EL organic electroluminescence
  2. アルツハイマー病・ワクチン開発相次ぐ、副作用回避へ知恵絞る
  3. 株式会社ユーグレナ マザーズに上場
  4. ボンビコール /bombykol
  5. メリフィールド氏死去 ノーベル化学賞受賞者
  6. ブルース・エイムス Bruce N. Ames
  7. ゴム状硫黄は何色?
  8. 科学を伝える-サイエンスコミュニケーターのお仕事-梅村綾子さん
  9. (-)-MTPA-Cl
  10. 周期表の形はこれでいいのか? –その 1: H と He の位置 編–

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

カルベンがアシストする芳香環の開環反応

カルベンがアシストする芳香環の開環反応が報告された。カルベンとアジドによる環形成でナイトレンインダゾ…

有機合成化学協会誌2024年7月号:イミン類縁体・縮環アズレン・C–O結合ホモリシス・ハロカルビン・触媒的バイオマス分解

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年7月号がオンライン公開されています。…

分子研「第139回分子科学フォーラム」に参加してみた

bergです。この度は2024年7月3日(水)にオンラインにて開催された、自然科学研究機構 分子科学…

光の色で反応性が変わる”波長選択的”な有機光触媒

照射する可視光の波長によって異なる反応性を示す、新規可視光レドックス触媒反応が開発された。赤色光照射…

ロタキサンを用いた機械的刺激に応答する効率的な分子放出

軸状分子に複数の積み荷分子をもつロタキサンを用いることで効率的に分子を放出するシステムが報告された。…

鉄触媒反応へのお誘い ~クロスカップリング反応を中心に~

はじめにパラジウムなどのレアメタルを触媒としたカップリング反応は、有機EL材料、医農薬、半導体材…

Sim2Realマテリアルズインフォマティクス:データの乏しさを分子シミュレーションにより克服する

開催日:2024/07/10 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

ある動脈硬化の現象とマイクロ・ナノプラスチックのはなし

Tshozoです。マイクロプラスチックについては以前から関連記事(1,2)を書いたり定期的に…

半導体・リチウムイオン電池にも!マイクロ波がもたらすプロセス改善

<内容>電子レンジでおなじみの”マイクロ波”は、昨今、プロセスの脱炭素化及び効率…

勃起の化学

こんにちは。Maitotoxinです。私ごとですが、海外大学院の博士課程を修了し、今年2024年4月…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP