[スポンサーリンク]

化学書籍レビュー

医薬品のプロセス化学

[スポンサーリンク]

[amazonjs asin=”4759814930″ locale=”JP” title=”医薬品のプロセス化学(第2版)”]

概要

原薬の工業生産を検討するプロセス化学について、初心者を対象にやさしく紹介。プロセス化学の概略と基礎的な重要事項について述べ、それぞれの医薬品あるいは中間体の工業生産の実際、将来の展望などを論じる。

対象

大学院生・企業研究者

 

評価・解説

「プロセス化学」といっても攪拌方法や抽出、蒸留などの化学工学の話ではありません。医薬品を効率よくかつ経済的に合成する手法の基礎的内容をまとめた本です。

実験室レベルではあまり問題にならない、 化合物の毒性や価格、結晶性や分離の容易さなど、様々な要素が絡むプロセス化学は、合成化学に関する深い知識や実力が無いとできません。

本書では、製薬会社勤務の現役プロセス化学者が「プロセス化学とは?」に始まり、市販医薬品のエレガントな合成例なども紹介しています。製薬企業や化学系会社での研究職を希望している方には特におすすめです。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4621088157″ locale=”JP” title=”プロセス化学 第2版: 医薬品合成から製造まで”][amazonjs asin=”4759814922″ locale=”JP” title=”アート オブ プロセスケミストリー: メルク社プロセス研究所での実例”]

 

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?
  2. 立体電子効果―三次元の有機電子論
  3. モビリティ用電池の化学: リチウムイオン二次電池から燃料電池まで…
  4. 麺の科学 粉が生み出す豊かな食感・香り・うまみ
  5. 有機反応の立体選択性―その考え方と手法
  6. 広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学
  7. 医薬品天然物化学 (Medicinal Natural Prod…
  8. 経営戦略を成功に導く知財戦略【実践事例集】

注目情報

ピックアップ記事

  1. 東レ工場炎上2人重傷 名古屋
  2. Reaxys Ph.D Prize2019ファイナリスト発表!
  3. トーマス・ホイ Thomas R. Hoye
  4. 「女性用バイアグラ」開発・認可・そして買収←イマココ
  5. 最先端バイオエコノミー社会を実現する合成生物学【対面講座】
  6. 三菱化学の4‐6月期営業利益は前年比+16.1%
  7. miHub®で叶える、研究開発現場でのデータ活用と人材育成のヒント
  8. ここまで来たか、科学技術
  9. カチオン中間体の反応に新展開をもたらす新規フロー反応装置の開発
  10. 第20回「転んだ方がベストと思える人生を」ー藤田 誠教授

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

第6回鈴木章賞授賞式&第10回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学、情報科学、実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP