[スポンサーリンク]

ケムステニュース

三共、第一製薬が統合へ 売上高9000億円規模

[スポンサーリンク]

国内の製薬業界で2位の三共と、6位の第一製薬が、10月をめどに持ち株会社を設立し経営統合する方向で検討していることが19日、明らかになった。統合後の売上高は9000億円規模となり、業界首位の武田薬品工業に迫る。
 外資系製薬会社の攻勢や、薬価引き下げで競争が激しくなる中で、統合によって経営体力を強化するのが狙い。製薬業界では、4月に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足するアステラス製薬が、いったん2位となるが、三共と第一製薬が統合すれば再び業界2位に返り咲く。製薬業界はこれら3強の時代に入るが、再編がさらに進む可能性もある。(引用:産経新聞)
昨年のアステラスに続いて、大型合併です。昨年は大日本製薬と住友製薬の合併発表もありました。銀行もUFJと東京三菱の統合と再編が続いていますが、製薬業界も、ものすごい勢いの合併再編です。本当にわからなくなりました。
三共は主力が高脂血症治療薬、メバロチン。特許が切れていますので今後の大型新薬開発に期待です。
一方、第一製薬の主力は抗菌剤であるクラビット。研究開発力も開発費も単純に考えると倍増しますがどうなるのでしょうか?

 
 
 
 
 
関連書籍

 


製薬業界・この会社が危ない―世界大再編時代の乱戦マップ

 


製薬・医療産業の未来戦略―新たなビジネスモデルの探求

 

ゲノム創薬、規制緩和、異業種参入、外資の勢力拡大、Eビジネス化―。岐路に立たされた製薬・医療産業はどこへ向かうのか?新時代のビジネスモデルを示す。

<25日> 合併を両社が正式発表。持ち株会社の社長には三共の庄田隆社長が、会長には第一製薬の森田清社長が就任する。社名は第一三共となるらしい。そのまんまだなあ。(ケムステニュース)

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 日本で始まる最先端半導体の開発 ~多くの素材メーカーが参画~
  2. 分子の動きを電子顕微鏡で観察
  3. カチオン中間体の反応に新展開をもたらす新規フロー反応装置の開発
  4. 黒よりも黒い? 「最も暗い」物質 米大学チーム作製
  5. 改正特許法が国会で成立
  6. 室内照明で部屋をきれいに 汚れ防ぐ物質「光触媒」を高度化
  7. ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起
  8. 経営統合のJXTGホールディングスが始動

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【PR】Chem-Stationで記事を書いてみませんか?【スタッフ・寄稿募集】
  2. 化学研究ライフハック :RSSリーダーで新着情報をチェック!2015年版
  3. 孫悟飯のお仕事は?
  4. ゼナン・バオ Zhenan Bao
  5. 捏造は研究室の中だけの問題か?
  6. 熊田・玉尾・コリューカップリング Kumada-Tamao-Corriu Cross Coupling
  7. 博士の学位はただの飾りか? 〜所得から見た学位取得後のキャリア〜
  8. 化学物質恐怖症への処方箋
  9. 高知市で「化学界の権威」を紹介する展示が開催中
  10. 第48回―「周期表の歴史と哲学」Eric Scerri博士

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

注目情報

最新記事

【10月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスを用いたゾルゲル法とプロセス制御ノウハウ(2)

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

日本プロセス化学会2024ウインターシンポジウム

有機合成化学を基盤に分析化学や化学工学なども好きな学生さん、プロセス化学を知る絶好の…

2024年ノーベル化学賞は、「タンパク質の計算による設計・構造予測」へ

2024年10月9日、スウェーデン王立科学アカデミーは、2024年のノーベル化学賞を発表しました。今…

デミス・ハサビス Demis Hassabis

デミス・ハサビス(Demis Hassabis 1976年7月27日 北ロンドン生まれ) はイギリス…

【書籍】化学における情報・AIの活用: 解析と合成を駆動する情報科学(CSJカレントレビュー: 50)

概要これまで化学は,解析と合成を両輪とし理論・実験を行き来しつつ発展し,さまざまな物質を提供…

有機合成化学協会誌2024年10月号:炭素-水素結合変換反応・脱芳香族的官能基化・ピクロトキサン型セスキテルペン・近赤外光反応制御・Benzimidazoline

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年10月号がオンライン公開されています。…

レジオネラ菌のはなし ~水回りにはご注意を~

Tshozoです。筆者が所属する組織の敷地に大きめの室外冷却器がありほぼ毎日かなりの音を立て…

Pdナノ粒子触媒による1,3-ジエン化合物の酸化的アミノ化反応の開発

第629回のスポットライトリサーチは、関西大学大学院 理工学研究科(触媒有機化学研究室)博士課程後期…

第4回鈴木章賞授賞式&第8回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学,情報科学,実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

光と励起子が混ざった準粒子 ”励起子ポラリトン”

励起子とは半導体を励起すると、電子が価電子帯から伝導帯に移動する。価電子帯には電子が抜けた後の欠…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP