[スポンサーリンク]

その他

英会話イメージリンク習得法―英会話教室に行く前に身につけておきたいネイティブ発想

 

概要

著者の遠藤雅義氏自身の、“文法書の説明を読んでもよくわからない”という悩みから、ネイティブの発想・考え方を地道にひとつひとつ調査、確認した内容をまとめた本。

 

対象

文法書の説明を読んでもよくわからない人、英語の勉強を始める人、英語が伸び悩んでいる人

 

内容

何年も英語の勉強をしているのになかなか英語が上達しない筆者は、英語が言葉であるという実感が湧かず、ネイティブスピーカーに何を考えながら喋っているのか根掘り葉掘り聞いてみたい願望があるが、当然そのような環境にないため諦めてしまう。本書は筆者のような英語が苦手な読者に向けて、英語ができるようになるための考え方や学習方法、特にネイティブスピーカーが文法をどのように感じながら使用しているかを分かりやすく解説している。

 

構成は

第1章から第3章:英会話ができるようになる考え方

第4章:その考え方に基づいた学習方法

第5章から第10章:文法などについて「英語表現に含まれている自然さ」を解説

Coffee Break:各章や節の内容を対話形式でより分かりやすく解説

からなっている。

 

著者によれば、英語学習を始める前の段階で英会話ができるようになるか、挫折してしまうかの大勢は決まってしまっており、英会話ができるようになる人と挫折してしまう人の違いは、

 

  • 「英語そのものに興味をもつ」
  • 「英語表現に含まれている自然さを理解しようとする」
  • 「英語学習を習慣にして日常生活に組み込む」

 

といった考え方が身についているかどうかとのこと。

 

本書は、そのような「英会話ができるようになる考え方」を身につけることを主な目的としている。

本書の他の参考書と大きく異なる点は、本書が執筆された段階では著者がそれほどの英語のスペシャリストでは無い点だと思われる。

実際、著者の遠藤氏は一年間「音読」を毎日4時間ひたすら行うが、英会話が上達した実感がなく、TOEICスコアも2006年5月の515点から2011年11月の635点へとそれほどの結果が得られなかった。そこで、2012年から英語表現の背景や文化も含めて学ぶように方針を切り替え、一年後の2012年12月に830点となったとのこと。

このような中で著者はネイティブの発想・考え方を調べ、地道にひとつひとつ確認を取っていった内容をまとめており、「英会話ができるようになりたい!」その過程にいる人間だからこそ書けたと述べている。実際、英語が苦手な筆者が以前からネイティブに聞いてみたかったことが多く含まれており、目から鱗の事実や多くのヒントがちりばめられていた。

英語は覚え込むだけでなく、理解することが可能であり、「ピンとこないこと」「釈然としないこと」がかなり解消可能でであることが実感できる。

 

関連書籍

関連記事

  1. 【書籍】理系のための口頭発表術
  2. Cyclopropanes in Organic Synthes…
  3. Greene’s Protective Groups…
  4. 先制医療 -実現のための医学研究-
  5. 【書籍】合成化学の新潮流を学ぶ:不活性結合・不活性分子の活性化
  6. The Sol-Gel Handbook: Synthesis,…
  7. 世界の化学企業ーグローバル企業21者の強みを探る
  8. 2016年1月の注目化学書籍

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 岡大教授が米国化学会賞受賞
  2. リチウムイオン電池の特許動向から見た今後の開発と展望【終了】
  3. プラテンシマイシン /platensimycin
  4. コランヌレン : Corannulene
  5. 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~
  6. 化学Webギャラリー@Flickr 【Part5】
  7. 発想の逆転で糖鎖合成
  8. 金属-有機構造体 / Metal-Organic Frameworks
  9. シクロファン+ペリレンビスイミドで芳香環を認識
  10. SlideShareで見る美麗な化学プレゼンテーション

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

シクロペンタジエニル錯体の合成に一筋の光か?

β-炭素脱離を用いるシクロペンタジエニル(Cp)錯体の新たな調製法が報告された。本法により反応系中で…

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP