[スポンサーリンク]

ケムステニュース

ナノチューブブラシ!?

[スポンサーリンク]

米国レンセラー工科大学(Rensselaer Polytechnic Institute)のP.M. Ajayan教授らはカーボンナノチューブを毛とするマイクロスケールのブラシを合成しました。

ブラシの柄にはシリコンカーバイド繊維を用いて、そこに化学蒸着でナノチューブを育てます。Ajayan教授らはこのナノブラシが非常に狭いところのナノサイズのゴミを掃除したり、小さな穴の中を色を塗ることができると報告しています。同チームは今回の研究結果をは科学ジャーナルNat. Mater., (published online June 12, dx.doi.org/10.1038/nmat1415)で紹介しています。(C&EN)

 

ナノブラシですか。遊び心と実用性?を兼ね備えているなかなか面白い研究ですね。同チームは以前カーボンナノチューブを骨格とする立体構造体を立体テンプレートを用いて設計通りに作製する新手法を開発し、Natureに報告しています。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4764950251″ locale=”JP” title=”ナノカーボン: 炭素材料の基礎と応用 (シリーズ:未来を創るナノ・サイエンス&テクノロジー)”]

 

外部リンク

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 米デュポン株、来年急上昇する可能性
  2. ファンケル、「ツイントース」がイソフラボンの生理活性を高める働き…
  3. 全薬工業とゼファーマ、外用抗真菌薬「ラノコナゾール」配合の水虫治…
  4. 武田、ビタミン原料事業から完全撤退
  5. 化学物質の環境リスクを学べる「かんたん化学物質ガイド」開設
  6. 夏:今年もスズメバチ防護服の製造ピーク
  7. マイクロ波加熱を用いた省エネ・CO2削減精製技術によりベリリウム…
  8. 理系が文系よりおしゃれ?

注目情報

ピックアップ記事

  1. 若手化学者に朗報!YMC研究奨励金に応募しよう!
  2. パール・クノール フラン合成 Paal-Knorr Furan Synthesis
  3. インタビューリンクー住化廣瀬社長、旭化成藤原社長
  4. 金属イオン認識と配位子交換の順序を切替えるホスト分子
  5. メバスタチン /Mevastatin
  6. 個性あるTOC
  7. アルカリ土類金属触媒の最前線
  8. デミヤノフ転位 Demjanov Rearrangement
  9. DOIって何?
  10. 島津製作所がケムステVシンポに協賛しました

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

【11月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:アクリル含浸樹脂 ビステックスシリーズのご紹介

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物の“オルガチッ…

【日産化学 27卒/Zoomウェビナー配信!】START your ChemiSTORY あなたの化学をさがす 研究職限定 キャリアマッチングLIVE

3日間で12領域の研究職社員がプレゼンテーション!日産化学の全研究領域を公開する、研…

hERG阻害 –致死性副作用をもたらす創薬の大敵–

創薬の臨床試験段階において、予期せぬ有害事象 (または副作用) の発生は、数十億円以…

久保田 浩司 Koji Kubota

久保田 浩司(Koji Kubota, 1989年4月2日-)は、日本の有機合成化学者である。北海道…

ACS Publications主催 創薬企業フォーラム開催のお知らせ Frontiers of Drug Discovery in Japan: ACS Industrial Forum 2025

日時2025年12月5日(金)13:00~17:45会場大阪大学産業科学研究所 管理棟 …

【太陽ホールディングス】新卒採用情報(2027卒)

■■求める人物像■■「大きな志と好奇心を持ちまだ見ぬ価値造像のために前進できる人…

欧米化学メーカーのR&D戦略について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、欧米化…

有馬温泉でラドン泉の放射線量を計算してみた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉は、日本の温泉で最も高い塩分濃度を持ち黄褐色を呈する金泉と二酸化炭素と放射性のラドンを含んだ…

アミンホウ素を「くっつける」・「つかう」 ~ポリフルオロアレーンの光触媒的C–Fホウ素化反応と鈴木・宮浦カップリングの開発~

第684回のスポットライトリサーチは、名古屋工業大学大学院工学研究科(中村研究室)安川直樹 助教と修…

第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」を開催します!

第56回ケムステVシンポの会告を致します。3年前(32回)・2年前(41回)・昨年(49回)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP