ウォルター・カミンスキー Walter Kaminsky

(写真:MISC2003)
- 概要
ウォルター・カミンスキー(Walter Kaminsky, 1941年x月x日-)はドイツの高分子化学者である。独ハンブルグ大学教授。
- 経歴
1941年、ドイツのハンブルグに生まれる。
1979 ハンブルグ大学 教授
- 受賞歴
1999 ベンジャミンフランクリンメダル
2002 Hermann Staudinger Prize
- 研究
工業的高分子合成に長い間活躍してきたチーグラー・ナッタ触媒やフィリップス触媒はマルチサイト触媒(触媒の中に多くの活性点構造を含んでいる)でした。
1980年にカミンスキーは、二塩化ジルコノセンとメチルアルミノキサン(MAO)を組み合わせた均一系メタロセン重合触媒(カミンスキー触媒)を開発しました[1]。これはシングルサイト重合触媒と呼ばれ、マルチサイト触媒に比べて活性点構造が均一であるという特徴を有します。このため、高分子量かつ均一度(タクティシティ)の高い構造のポリマーを作ることができます。これにより、オレフィン精密重合への道を拓きました。

- 関連文献
[1] Sinn, H; Kaminsky, W; Vollmer, H. -J.; Woldt, E. Angew. Chem. Int. Ed. 1980, 19, 390.
- 関連書籍
Olefin Polymerization (Macromolecular Symposia)
決定版だが高すぎ
- 関連リンク
Research Group Kaminsky 独ハンブルグ大学・カミンスキー研究室のホームページ
Walter Kaminsky - Wikipedia (ドイツ語)
Metallocene catalysis polymerization
プラスチックを変えるメタロセン触媒 (日経サイエンス)
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