[スポンサーリンク]

ケムステしごと

「日産化学」ってどんな会社?

[スポンサーリンク]

―研究で未来を創る。

こんな世界にしたいと理想の姿を描き、実現のために必要なものをうみだす。

私たちは、ライフサイエンス・情報通信・環境エネルギーといった最先端分野の研究力で

未来創造に挑戦している会社です。

化学が、楽しくて仕方ない。

日産化学は、世の中にない新たな技術や製品を生み出すことにこだわっています。

その原動力を「研究開発」と位置づけ、積極的な研究開発への投資により、新技術・製品の創造に注力。それは、業界でもトップクラスの売上高研究開発費比率にも表れています。

また、実際に研究開発を担うのは“人”。研究開発に携わる社員には、化学が、実験が、楽しくて仕方ない人がたくさん集まっています。自由闊達な風土の中で、彼らは日々、新たな価値の創造に奮闘しています。

そうした日々の研究活動だけでなく、年に1度の『研究交流会』という社内のイベントでは、全研究分野の研究員が一堂に会し、それぞれの研究テーマについて熱く議論。さながら社内の学会のような雰囲気の中、分野を超えたイノベーション創出の起点となっています。

こうした取り組みにより世の中にない新たな価値を生み出し続け、24.5%という高い営業利益率にもつながっています。

主要化学メーカーの中で長年トップを走り続ける研究開発費投資 ※日経225構成銘柄(化学・繊維)のうち当社を除く20社の平均です。

はてしない化学の物語をつむごう。

日産化学は、バイオテクノロジーの父・科学者の高峰譲吉、日本資本主義の父・渋沢栄一らが創業した、日本ではじめて化学肥料を生み出した企業です。130年以上の歴史を経た今も、創業者のパイオニア精神を受け継ぎ、新たな価値で未来をつくることを目指しています。

高い「精密有機合成力」を持つ物質科学研究所、「機能性高分子設計」や「微粒子制御」、「光制御」のノウハウを持つ材料科学研究所、「生物評価」に強い生物科学研究所。

これらの研究所が互いに協働し、ライフサイエンス・情報通信・環境エネルギーといった、これからの未来を変え、カタチづくる最先端分野に事業を展開しています。

日産化学は、これまでも、そしてこれからも、はてしない化学の物語をつむいでいきます。

上司部下などの立場を超え、それぞれが「研究者として、いち対等」です。

 

「自律と協働」の風土、日産化学らしさ。

自律した個人が部門やキャリアなどの壁を越えて協働し、ともに成し遂げる。日産化学は、「自律と協働」の風土を大切にしています。

この日産化学らしさを育む源泉に、人を育てる社風や制度があります。

セルフスタート研修では、「自分が何をすべきか、自ら考え実行していく」セルフスタート型人材の基盤を築くことを目的に、入社後2年間かけて「オリジナリティをもった企画提案及び実行」に取り組みます。研修を通して、一人ひとりに指導者や責任者、アドバイザーがつき、想いを形にできるよう継続して後押しします。自身の取り組みを論文にまとめ、発表の場では異なる専門分野をもった対象者での討論会を行い、活発に議論します。

多角的な視点を得ることで練磨されたアイディアが、その後の業務に大きく活かされていくことも少なくありません。

また、入社10年目までの若手社員たちが将来の日産化学のあるべき姿を考え、経営に提言を行った「2030年プロジェクト」。こうした取り組みを通して若い世代が積極的に発信できる機会があるのも日産化学の伝統です。

価値創造の生命線は“人”。人を育てる社風であり続けるための取り組みは続きます。

日産化学の基本情報

会社名 日産化学株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋二丁目5‐1
事業所
  • 【本社】東京
  • 【研究所】千葉、埼玉、富山
  • 【工場】千葉、埼玉、富山、愛知、山口
  • 【海外拠点】アメリカ、フランス、中国、韓国、台湾、ブラジル、インド
事業内容
  • 【ライフサイエンス】医薬、農薬、生体材料、動物用医薬品
  • 【情報通信】半導体材料、ディスプレイ材料、無機コロイド材料、光機能性材料
  • 【環境エネルギー】電池材料、環境発電材料、熱制御材料
  • 【基盤】化学品、ファインケミカル製品

の、開発、製造、販売。

創業 1887年(明治20年)
 資本金 189億円
 売上高 2080億円(2021年度連結)
 従業員数 2737名(2022年3月時点連結)
 ホームページ https://www.nissanchem.co.jp/saiyo/

2022年11月18日更新

関連記事

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 日本のお家芸、糖転移酵素を触媒とするための簡便糖ドナー合成法
  2. 花粉症の薬いまむかし -フェキソフェナジンとテルフェナジン-
  3. 捏造のロジック 文部科学省研究公正局・二神冴希
  4. 第95回日本化学会付設展示会ケムステキャンペーン!Part II…
  5. 位置多様性・脱水素型クロスカップリング
  6. ギ酸ナトリウムでconPETを進化!
  7. 海洋天然物パラウアミンの全合成
  8. 3級C-H結合選択的な触媒的不斉カルベン挿入反応

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第47回―「ロタキサン・カテナン・クラウンエーテルの超分子化学」Harry Gibson教授
  2. ストラディバリウスの音色の秘密は「ニス」にあらず
  3. 文字情報を構造式としてオリゴマーの混合物に埋め込み、LC-MSによって解読する方法
  4. クラリベイト・アナリティクスが「引用栄誉賞2020」を発表!
  5. 常圧核還元(水添)触媒 Rh-Pt/(DMPSi-Al2O3)
  6. 教養としての化学入門: 未来の課題を解決するために
  7. リッター反応 Ritter Reaction
  8. シラフィン silaffin
  9. ホフマン脱離 Hofmann Elimination
  10. 第39回ケムステVシンポ「AIが拓く材料開発の最前線」を開催します!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

マイクロ波プロセスを知る・話す・考える ー新たな展望と可能性を探るパネルディスカッションー

<内容>参加いただくみなさまとご一緒にマイクロ波プロセスの新たな展望と可能性について探る、パ…

SFTSのはなし ~マダニとその最新情報 後編~

注意1:この記事は人によってはやや苦手と思われる画像を載せております ご注意ください注意2:厚生…

様々な化学分野におけるAIの活用

ENEOS株式会社と株式会社Preferred Networks(PFN)は、2023年1月に石油精…

第8回 学生のためのセミナー(企業の若手研究者との交流会)

有機合成化学協会が学生会員の皆さんに贈る,交流の場有機化学を武器に活躍する,本当の若手研究者を知ろう…

UBEの新TVCM『ストーリーを変える、ケミストリー』篇、放映開始

UBE株式会社は、2023年9月1日より、新TVCM『ストーリーを変える、ケミストリー』篇を関東エリ…

有機合成化学協会誌2023年9月号:大村天然物・ストロファステロール・免疫調節性分子・ニッケル触媒・カチオン性芳香族化合物

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2023年9月号がオンライン公開されています。…

ペプチドの精密な「立体ジッパー」構造の人工合成に成功

第563回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 工学系研究科応用化学専攻 藤田研究室の恒川 英…

SNS予想で盛り上がれ!2023年ノーベル化学賞は誰の手に?

さてことしもいよいよ、ノーベル賞シーズンが到来します!化学賞は日本時間 10月4日(水) 18時45…

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2023年版】

各媒体からかき集めた情報を元に、「未来にノーベル化学賞の受賞確率がある、存命化学者」をリストアップし…

DMFを選択的に検出するセンサー:アミド分子と二次元半導体の特異な相互作用による検出原理を発見

第562回のスポットライトリサーチは、大阪府立大学(現:大阪公立大学)大学院 工学研究科 電子・数物…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP