[スポンサーリンク]

一般的な話題

“研究者”人生ゲーム

[スポンサーリンク]

 

誰もが一度はやったことがあるであろう人生ゲーム!!
実は、”研究者の”人生ゲームがあったのです!

その名も「幸福な研究人生に至る道」!!何ともキャッチーなネーミング!

 


理系白書の解説記事によると

ゲームの名前は「幸福な研究人生に至る道」。3~5人の参加者がサイコロを振ってボード上の駒を進めるすごろく方式。止まったところの「チャンス」 「学会」「資金」「プライベート」などのカードを引いて、資金や人脈、学内ポイントをため、手持ちの研究時間に応じて論文を投稿。チャンスがあれば助手か ら教授に昇進し、ゴールを目指す。

 特徴は、お金ではなく時間がゲームの鍵を握ることと、ゴールが一つではないこと。研究者にとって「お金」よりも大事な物は「時間」ということに少し納得してしまいます。ゴールは教育者型、悠々自適型、学内政治型、業績量産型 、組織研究型、業績卓越型など様々。?

製作元は「研究人生を楽しむ会」。なかなか、手の込んだゲームで頭が下がります。現在、彼らはこのゲームのビデオ版も製作中だそうです。

確かに、最近は仕事体験型のゲームも流行っているようですし、このゲームも中高生などがゲーム感覚でやってくれれば「研究者」という仕事を理解するための助けになると思います。制作者の熱い思いを感じることが出来ました。

個人的には非常に面白そうだなと思います。今後も目が離せませんね!!

Avatar photo

carbene

投稿者の記事一覧

博士見習い。専門は分子触媒化学。化学史や反応や現象の成り立ちに興味がある。夢は化学を熱く語ることができるサイエンスライター。

関連記事

  1. 書店で気づいたこと ~電気化学の棚の衰退?~
  2. 可視光応答性光触媒を用いる高反応性アルキンの生成
  3. その電子、私が引き受けよう
  4. マイクロ空間内に均一な原子層を形成させる新技術
  5. 細胞の中を旅する小分子|第二回
  6. 論説フォーラム「グローバル社会をリードする化学者になろう!!」
  7. カスケード反応で難関天然物をまとめて攻略!
  8. 有機合成化学協会誌2022年10月号:トリフルオロメチル基・気体…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 非専門家でもデザインはできる!「ノンデザイナーズ・デザインブック」
  2. “Wisconsin Process”について ~低コスト硝酸合成法の一幕~
  3. サリドマイドの治験、22医療機関で 製薬会社が発表
  4. リチウムイオン電池のはなし~1~
  5. 有機化学実験基礎講座、絶賛公開中!
  6. 【第11回Vシンポ特別企画】講師紹介②:前田 勝浩 先生
  7. アンドリュー・ハミルトン Andrew D. Hamilton
  8. ビス(トリシクロヘキシルホスフィン)ニッケル(II)ジクロリド : Bis(tricyclohexylphosphine)nickel(II) Dichloride
  9. 京大融合研、産学連携で有機発光トランジスタを開発
  10. 化学系ラボの3Dプリンター導入ガイド

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP