[スポンサーリンク]

一般的な話題

COVID-19状況下での化学教育について Journal of Chemical Education 特集号

[スポンサーリンク]

新型コロナウイルス対策で世界中の教室が突然対応を迫られる事態になりました。ACSの化学教育ジャーナルJournal of Chemical Educationでは4月にCOVID-19状況下での化学教育に関する論文を募集しはじめ、[1] その特集号が今月発表されました。1000ページ以上に渡る特集号には31か国・米国38州の幅広い著者によって書かれた相当数の論文が掲載されており、さまざまな化学分野からの知見がまとめられています。[2]

Insights Gained While Teaching Chemistry in the Time of COVID-19

一部しかチェックできていませんが、実際に行なったオンライン授業に関する報告、Web会議のヒント、家庭でできる実験など、いろんな報告を読むことができます。キッチンサイエンスの実験レシピが載っていたり、3Dプリンターで作製するWebカメラのマウンター [3] など化学があまり関係ない小ネタも見られるのが印象的でした。

化学教育に関するジャーナルが注目されることはあまりありませんが、こういう事態だからこそ目を通してみると今後のヒントになるのではないでしょうか。私事ですが、これを機にネタをひとつ投稿しようかと検討しています。

[amazonjs asin=”4759820434″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”すぐにできる! 双方向オンライン授業 Zoom、Teams、Googleソフトを活用して、質の高い講義と化学実験を実現”]

参考

  1. Holme, T. A. Journal of Chemical Education Call for Papers: Special Issue on Insights Gained While Teaching Chemistry in the Time of COVID-19. J. Chem. Educ. 2020, 97, 5, 1226–1227. doi:10.1021/acs.jchemed.0c00378
  2. Holme, T. A. Introduction to the Journal of Chemical Education Special Issue on Insights Gained While Teaching Chemistry in the Time of COVID-19. J. Chem. Educ. 2020, 97, 9, 2375–2377. doi:10.1021/acs.jchemed.0c01087
  3. Davis, E. J.; Wheeler, K. Use of 3D Printing to Manufacture Document Camera Mounts in Support of Online Education Shifts during the COVID-19 Pandemic. J. Chem. Educ. 2020, 97, 9, 2691–2695. doi:10.1021/acs.jchemed.0c00629
Avatar photo

GEN

投稿者の記事一覧

大学JK->国研研究者。材料作ったり卓上CNCミリングマシンで器具作ったり装置カスタマイズしたり共働ロボットで遊んだりしています。ピース写真付インタビューが化学の高校教科書に掲載されました。

関連記事

  1. 第37回反応と合成の進歩シンポジウムに参加してきました。
  2. シュプリンガー・ネイチャーより 化学会・薬学会年会が中止になりガ…
  3. 化学のちからで抗体医薬を武装する
  4. 第464回生存圏シンポジウム バイオナノマテリアルシンポジウム2…
  5. 【解ければ化学者】ビタミン C はどれ?
  6. ナノの世界の交通事情~セルラーゼも渋滞する~
  7. ナノ学会 第22回大会 付設展示会ケムステキャンペーン
  8. 標的指向、多様性指向合成を目指した反応

注目情報

ピックアップ記事

  1. トップデザイン変更
  2. 2010年日本化学会各賞発表-進歩賞-
  3. 有機合成化学協会誌2019年7月号:ジアステレオ選択的Joullié-Ugi三成分反応・(-)-L-755,807 の全合成・結晶中構造転移・酸素付加型反応・多孔性構造体
  4. 黒よりも黒い? 「最も暗い」物質 米大学チーム作製
  5. ヌノ・マウリド Nuno Maulide
  6. N-オキシドの性質と創薬における活用
  7. アメリカの大学院で学ぶ「提案力」
  8. フィブロイン Fibroin
  9. 第36回ケムステVシンポ「光化学最前線2023」を開催します!
  10. クロム光レドックス触媒を有機合成へ応用する

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

最新記事

CIPイノベーション共創プログラム「有機電解合成の今:最新技術動向と化学品製造への応用の可能性」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「有機電解合…

CIPイノベーション共創プログラム「世界を変えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界を変え…

年会特別企画「XAFSと化学:錯体, 触媒からリュウグウまで –放射光ことはじめ」

放射光施設を利用したX線吸収分光法(XAFS)は、物質の電子状態や局所構造を元素選択的に明らかにでき…

超公聴会 2026 で発表します!!【YouTube 配信】

超公聴会は、今年度博士号を取得する大学院生が公聴会の内容を持ち寄ってオンライン上で発表する会です。主…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part II

さて、Part Iに引き続きPart II!年会をさらに盛り上げる企画として、2011年より…

凍結乾燥の常識を覆す!マイクロ波導入による乾燥時間短縮と効率化

「凍結乾燥は時間がかかるもの」と諦めていませんか?医薬品や食品、新素材開発において、品質を維…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part I

まだ寒い日が続いておりますが、あっという間に3月になりました。今年も日本化学会春季年会の季節です。…

アムホテリシンBのはなし 70年前に開発された奇跡の抗真菌薬

Tshozoです。以前から自身の体調不良を記事にしているのですが、昨今流行りのAIには産み出せな…

反応操作をしなくても、化合物は変化する【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか温度を測ること…

ジチオカーバメートラジカル触媒のデザイン〜三重項ビラジカルの新たな触媒機能を発見〜

第698回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(大井研究室)博士後期課程1年の川口…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP