[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

ライアン・シェンビ Ryan A. Shenvi

ライアン・A・シェンビ(Ryan A. Shenvi, 19xx年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学者である。米国スクリプス研究所准教授。

 

経歴

2003 ペンシルベニア州立大学 学士号取得 (R. L. Funk教授)

2008 スクリプス研究所 博士号取得 (P. S. Baran教授)

2008–2010 ハーバード大学 博士研究員 (E. J. Corey教授)

2010–  スクリプス研究所 助教授

2014– スクリプス研究所 准教授

 

 

受賞歴

2005–2008  NDSEG Predoctoral Fellow, TSRI

2007 Lesly Starr Shelton Award for Excellence in Chemistry Graduate Studies

2007 Roche Excellence in Chemistry Award

2008–2010 NIH Ruth L. Kirschstein Fellow, Harvard University

2011 Eli Lilly New Faculty Award

2012 Boehringer Ingelheim New Investigator Award

2013 Amgen Young Investigator Award

2013 Baxter Foundation Young Investigator Award

2014 Alfred P. Sloan Research Fellow

2014 NSF CAREER Award

2014 BMS Unrestricted Grant in Synthetic Organic Chemistry Award

2014 Novartis Early Career Award

2015 Eli Lilly Grantee Award

 

研究業績

学士をR. L. Funk教授のもとで、博士をP. S. Baran教授のもとで取得。博士研究員をE . J. Corey教授のもとで勤めた後、スクリプス研究所で助教授となる。2014年にテニュアを取得、准教授となり現在に至る。

テルペンやアルカロイドなどの天然物合成、およびそれらの合成を指向した反応開発を中心に研究を行っている。例えば、2012年にはfunebreneやcumacreneといった歪んだテルペンを合成する画期的な手法を報告しているほか[1]、2013年には(–)-neothiobinupharidineの全合成を行っている[2]。また同年、立体反転によって第三級アルコールを第三級アミンに変換する手法をNature誌に報告し、大きな注目を集めた[3]。最近では、自身で開発した手法により合成した分子の生物活性を評価するなど[4]、ケミカルバイオロジー分野へと研究の幅を広げている。

 

スクリーンショット 2015-04-29 12.19.07

ちなみに、Baran研在学時の有名な仕事に(+)-cortistatin Aの全合成[5]と(±)-chartelline C[6]の全合成がある。

スクリーンショット 2015-04-29 12.17.46

名言集

 

コメント&その他

 

関連動画

 

 

関連文献

  1. Pronin, S. V.; Shenvi R. A. Nat. Chem. 2012, 4, 915. DOI: 10.1038/nchem.1458
  2. Jansen, D. J.; Shenvi, R. A. J. Am. Chem. Soc. 2013135, 1209. DOI: 10.1021/ja310778t
  3. Pronin, S. V.; Reiher, C. A.; Shenvi R. A. Nature 2013, 501, 195. DOI: 10.1038/nature12472
  4. Wan, K. K.; Iwasaki, K.; Umotoy, J. C.; Wolan, Q. W.; Shenvi, R. A. Angew. Chem., Int. Ed. 2015, 54, 2410. DOI: 10.1002/anie.201411493
  5. Shenvi, R. A.; Guerrero, C. A.; Shi, J.; Li, C. -C.; Baran, P. S. J. Am. Chem. Soc. 2008, 130, 7241. DOI: 10.1021/ja8023466
  6. Shenvi, R. A.; Baran, P. S. J. Am. Chem. Soc. 2006128, 14028. DOI: 10.1021/ja0659673

 

関連書籍

 

 

関連リンク

The following two tabs change content below.

関連記事

  1. 八島栄次 Eiji Yashima
  2. エリック・メガース Eric Meggers
  3. 玉尾皓平 Kohei Tamao
  4. デヴィッド・ニセヴィッツ David A. Nicewicz
  5. スタンリー・ウィッティンガム M. S. Whittingham…
  6. Corey系譜β版
  7. ジャン=ルック・ブレダス Jean-Luc Bredas
  8. ロバート・グラブス Robert H. Grubbs

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 緑色蛍光タンパク /Green Fluorescent Protein (GFP)
  2. ヒスチジン近傍選択的なタンパク質主鎖修飾法
  3. 第32回「生きている動物内で生理活性分子を合成して治療する」田中克典 准主任研究員
  4. チチバビン反応 Chichibabin Reaction
  5. 水素 Hydrogen -最も基本的な元素で、燃料電池の原料
  6. iBooksで有機合成化学を学ぶ:The Portable Chemist’s Consultant
  7. デュアルディスプレイDNAコード化化合物ライブラリーの改良法
  8. 【2分クッキング】シキミ酸エスプレッソ
  9. 製薬各社の被災状況②
  10. 元素生活 完全版

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

カルボン酸からハロゲン化合物を不斉合成する

第119回のスポットライトリサーチは、豊橋技術科学大学大学院 柴富研究室 博士後期課程1年の北原 一…

アンドリュー・ハミルトン Andrew D. Hamilton

アンドリュー・ディヴィッド・ハミルトン (Andrew David Hamilton、1952年11…

耐薬品性デジタルマノメーター:バキューブランド VACUU・VIEW

突然ですが、「バキューブランド」って会社知っていますか?合成化学系の先生方はご存知の人が多い…

生物指向型合成 Biology-Oriented Synthesis

生物の機能主体であるタンパク質では、決まった構造モチーフが種を超越して高度に保存されている。生物活性…

金沢ふるさと偉人館

金沢ふるさと偉人館は石川県金沢市にある金沢ゆかりの人物20名あまりに関する資料館。その中でも化学者と…

グレッグ・ウィンター Gregory P. Winter

グレゴリー・ポール・ウィンター (Sir Gregory Paul Winter、1951年4月14…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP