[スポンサーリンク]

ケミカルバイオロジー

デニス・ドーハティ Dennis A. Dougherty

[スポンサーリンク]

デニス・A・ドーハティ(Dennis A. Dougherty、1952年12月4日-)は、米国の物理有機化学者・ケミカルバイオロジストである。カリフォルニア工科大学 教授。(写真: Dougherty Group)


経歴

1974 Bucknell大学 学士号・修士号取得
1978 プリンストン大学 博士号取得(Kurt Mislow教授)
1979 イェール大学 博士研究員(Jerome Berson教授)
1979-85 カリフォルニア工科大学 助教授
1985-1989 カリフォルニア工科大学 准教授
1989-2001 カリフォルニア工科大学 教授
2002- カリフォルニア工科大学 George Grant Hoag Professor

<兼任>

1994-99 Executive Officer for Chemistry

受賞歴

2010 Richard P. Feynman Prize for Excellence in Teaching
2008 ACS James Flack Norris Award in Physical Organic Chemistry
2004 Javits Neuroscience Investigator, NIH
2000 ASCIT Excellence in Teaching Award
1992 Richard Badger Teaching Award
1992 Arthur C. Cope Scholar Award
1991 AstraZeneca Excellence in Chemistry Award
1987 ASCIT Excellence in Teaching Award
1984 Camille and Henry Dreyfus Teacher-Scholar
1983 Alfred P. Sloan award

研究概要

カチオン-π相互作用に関する基礎的研究

神経伝達物質とタンパク質の相互作用を担う鍵として振る舞う、カチオン―π相互作用に関する基礎研究を展開している。

画像はこちらより引用

この知見を活用しつつ、イオンチャネルと神経受容体のケミカルバイオロジー研究に精力的に取り組んでいる。たとえば脳内ニコチンレセプターはその結合様式に強力なカチオン-π相互作用を必要としていることが解明されている。

関連動画

関連論文

  1. “The Cation-π Interaction” Dougherty, D. A. Acc. Chem. Res., 2013, 46, 885. DOI: 10.1021/ar300265y
  2. “The Cation-π Interaction”. Dougherty, D. A.; Ma, J. C. Chem. Rev. 1997, 97, 1303. doi:10.1021/cr9603744
  3. “Cation-pi interactions in chemistry and biology: A new view of benzene, Phe, Tyr, and Trp”. Dougherty, D. A. Science 1996, 271, 163. DOI: 10.1126/science.271.5246.163
  4. “Cation-π interactions in structural biology”. Gallivan, J. P.; Dougherty, D. A.  PNAS 1999, 96, 9459. doi:10.1073/pnas.96.17.9459
  5. “Nicotine Binding to Brain Receptors Requires a Strong Cation-π Interaction” Xiu, X.; Puskar, N. L.; Shanata, J. A. P.; Lester, H. A.; Dougherty, D. A. Nature 2009, 458, 534. doi:10.1038/nature07768

関連書籍

関連リンク

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 秋山隆彦 Takahiko Akiyama
  2. ヴィクター・アンブロス Victor Ambros
  3. アンソニー・アルジュンゴ Anthony J. Arduengo…
  4. 宮坂 力 Tsutomu Miyasaka
  5. 浜地 格 Itaru Hamachi
  6. チン・リン Qing Lin
  7. 林 雄二郎 Yujiro Hayashi
  8. トム・スタイツ Thomas A. Steitz

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. メソリティック開裂を経由するカルボカチオンの触媒的生成法
  2. キラルLewis酸触媒による“3員環経由4員環”合成
  3. 韮山反射炉
  4. 副反応を起こしやすいアミノ酸を迅速かつクリーンに連結する
  5. “click”の先に
  6. オルガテクノ大賞2005受賞者決定!
  7. Google翻訳の精度が飛躍的に向上!~その活用法を考える~
  8. ノーベル化学賞明日発表
  9. ボリルヘック反応の開発
  10. き裂を高速で修復する自己治癒材料

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

二水素錯体 Dihydrogen Complexes

水素分子がサイドオン型で金属中心に近づくと、二水素錯体を形成することができる。こうして形成した二水素…

分析化学科

お申込み・詳細はこちら◇分析化学科 (定員16名)本研修では「ものづくり企業」の品質管理等で…

多角的英語勉強法~オンライン英会話だけで満足していませんか~

国際学会で発表するにも、論文を書くにも、研究室の留学生と飲みにいくにも英語は必要です。しかし、それぞ…

ペプチドの革新的合成

第215回のスポットライトリサーチは、中部大学総合工学研究所分子性触媒センター助教・村松渉先生にお願…

年収で内定受諾を決定する際のポイントとは

転職活動の終盤で複数の企業から内定を獲得した際、「年収が決め手となって内定を受諾…

安定なケトンのケイ素類縁体“シラノン”の合成 ケイ素—酸素2重結合の構造と性質

第214回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院理学研究科化学専攻(岩本研究室)・小林 良さんに…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP