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クラレが防湿フィルム開発の米ベンチャー企業と戦略的パートナーシップ

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株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤文大)は2013年8月、太陽電池やディスプレイ向けの超防湿フィルム開発のベンチャー企業、Vitriflex Inc.(以下 ヴィトリフレックス社)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:David R. Parker)への戦略的出資を完了、戦略的パートナーシップを締結しましたのでお知らせいたします。

(中略)

ヴィトリフレックス社は世界最高レベルのバリア性能(水蒸気透過率WVTR 10-6g/㎡/day)を持つ、透明防湿フィルムの製造技術を保有しています。各種電子デバイスにおいては、デバイス本体を湿気や酸素から守るために、現在はガラスが使用されていますが、ガラスを当該フィルムに置き換えることで、フレキシブル化、軽量化を達成することができるため、次世代電子デバイスにおいて鍵となる技術といえます。(引用元:株式会社クラレ 2013年10月25日ニュースリリース

化学でも製薬や高分子、材料科学分野から頭角を表す若い企業が増えていますね。日本企業でも基礎レベルで高性能な材料は続々と開発されているようですが(筆者知人関係情報)、何に応用するかが肝のようです。ミラバケッソ(未来に化ける新素材)の未来はもう来ています。

 

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せきとも

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他人のお金で海外旅行もとい留学を重ね、現在カナダの某五大湖畔で院生。かつては専ら有機化学がテーマであったが、現在は有機無機ハイブリッドのシリカ材料を扱いつつ、高分子化学に

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