[スポンサーリンク]

ケムステニュース

抗生物質の誘導体が神経難病に有効 名大グループ確認

[スポンサーリンク]

17-AAG?神経細胞が壊れ、全身の筋肉が徐々に衰えたり、手足を動かせなくなったりする難病「ポリグルタミン病」を予防・改善する化合物を、名古屋大学の祖父江元・教授(神経内科)らのグループが動物実験などで確認した。病因にかかわる部分をねらってやっつける「分子標的薬」として使える可能性があり、特効薬の開発につながると期待される。米医学誌「ネイチャー・メディシン」の最新号に発表した。 (引用:朝日新聞

?

?

 

 ?in vitro(試験管内)の結果ですが、17-AAGという抗生物質ゲルダナマイシン(geldanamycin)の誘導体がポリグリルタミン病の予防に効果があったようです。17-AAGは抗ガン剤として現在臨床試験中である化合物のひとつです。ゲルダナマイシン自体も抗ガン作用があるのですが、細胞毒性があるため、毒性を減らすため誘導化したものが17-AAGとなります。17-AAGはイレッサ等と同じく分子標的薬です。

?

関連書籍

慢性骨髄性白血病治療症例集―分子標的治療薬/メシル酸イマチニブ

?

?



関連リンク

ポリグルタミン病の分子病態機構

ポリグルタミン病

The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ナフサ、25年ぶり高値・4―6月国産価格
  2. 有機EL、寿命3万時間 京セラ開発、18年春に量産開始
  3. 旭化成の今期、営業利益15%増の1250億円に
  4. 藤沢の野鳥変死、胃から農薬成分検出
  5. 酸化亜鉛を用い青色ダイオード 東北大開発 コスト減期待
  6. 三菱ウェルと田辺合併 後発薬に新規参入
  7. カネボウ化粧品、バラの香りの秘密解明 高級香水が身近に?
  8. 特許庁「グリーン早期審査・早期審理」の試行開始

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 発見が困難なガンを放射性医薬品で可視化することに成功
  2. 学生・ポスドクの方、ちょっとアメリカ旅行しませんか?:SciFinder Future Leaders 2018
  3. エリック・アレクサニアン Eric J. Alexanian
  4. 非常に小さな反転障壁を示す有機リン化合物の合成
  5. ベンゾイン縮合反応 Benzoin Condensation
  6. 化学の歴史
  7. Semiconductor Photocatalysis: Principles and Applications
  8. ニトリルオキシドの1,3-双極子付加環化 1,3-Dipolar Cycloaddition of Nitrile Oxide
  9. ReadCubeを使い倒す(3)~SmartCiteでラクラク引用~
  10. 【追悼企画】世のためになる有機合成化学ー松井正直教授

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

アジサイの青色色素錯体をガク片の中に直接検出!

第219回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 大学院情報科学研究科(吉田研究室)・伊藤 誉明さん…

高純度フッ化水素酸のあれこれまとめ その2

Tshozoです。前回のつづき。これまではフッ化水素の背景と合成について主に述べましたが、後半は用途…

面接官の心に刺さる志望動機、刺さらない志望動機

先日、ある機器メーカーの企業の研究所長とお会いした際、最近の採用面接の状況について話をした。…

麺の科学 粉が生み出す豊かな食感・香り・うまみ

(さらに…)…

Pallambins A-Dの不斉全合成

保護基を使用しない、pallambins A-Dの不斉全合成が初めて達成された。今後これらのジテルペ…

アメリカ大学院留学:博士候補生になるための関門 Candidacy

アメリカでPh.D.を取るために誰もが通る関門、それがQualifying Examや、Candid…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP