概要
銅触媒存在下にニトロンと末端アルキンを反応させると、βラクタムが得られる。
基本文献
- Kinugasa, M.; Hashimoto, S. J. Chem. Soc., Chem. Commun.1972, 466. doi:10.1039/C39720000466
- Stanley, L. M.; Sibi, M. P. Chem. Rev. 2008, 108, 2887. doi:10.1021/cr078371m
反応機構
系中で生成する銅アセチリドとニトロンの[2+3]双極子付加環化を経て進行すると考えられている。
反応例
実験手順
実験のコツ・テクニック
参考文献
関連反応
関連書籍
外部リンク
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cosine
博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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