[スポンサーリンク]

archives

1,3-ジヨード-5,5-ジメチルヒダントイン:1,3-Diiodo-5,5-dimethylhydantoin

[スポンサーリンク]

1,3-ジヨード-5,5-ジメチルヒダントイン (DIH) を用いる2-置換-2-オキサゾリン誘導体の合成

東郷らは1,3-ジヨード-5,5-ジメチルヒダントイン (DIH) 存在下,アルデヒドと2-アミノアルコールを反応させ,高収率で2-置換-2-オキサゾリン誘導体を得る酸化的変換反応を報告しています。また,この反応にジアルデヒドと(R)-(-)-2-フェニルグリシノールを用いた場合,不斉合成の配位子として用いられる不斉ビス-2-オキサゾリン誘導体が得られます。DIHはよう素のような昇華性が無く,かつ低毒性な淡黄色固体で,利用しやすい反応試剤です。

“An Efficient Oxidative Conversion of Aldehydes into 2-Substituted 2-Oxazolines Using 1,3-Diiodo-5,5-dimethylhydantoin”

S. Takahashi, H. Togo, Synthesis 2009, 2329. DOI: 10.1055/s-0029-1216843

f035_ga

Various aromatic and aliphatic aldehydes were converted into the corresponding 2-aryl and 2-alkyl-2-oxazolines, respectively, in good to high yields by reaction with 2-aminoethanol and 1,3-diiodo-5,5-dimethylhydantoin. Moreover, chiral bis-2-oxazolines, which can be used as chiral ligands in asymmetric synthesis, could be also prepared in moderate yields by the reaction of dialdehydes with (R)-(-)-2-phenylglycinol under the same conditions.

 

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. マテリアルズ・インフォマティクスにおける回帰手法の基礎
  2. 活性マグネシウム
  3. マイクロ波化学の事業化プラットフォーム 〜実証設備やサービス事例…
  4. 進化する高分子材料 表面・界面制御 Advanced:高分子鎖デ…
  5. DAST類縁体
  6. カルベン触媒によるα-ハロ-α,β-不飽和アルデヒドのエステル化…
  7. インドール一覧
  8. トリフルオロ酢酸パラジウム(II) : Palladium(II…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 地球外生命体を化学する
  2. 有機合成化学協会誌2021年9月号:ストリゴラクトン・アミド修飾アリル化剤・液相電解自動合成・ビフェニレン・含窒素複素環
  3. 第65回「化学と機械を柔らかく融合する」渡邉 智 助教
  4. 【誤解してない?】4s軌道はいつも3d軌道より低いわけではない
  5. アカデミックから民間企業へ転職について考えてみる 第三回
  6. 第34回 生物学と合成化学のハイブリッド高分子材料を開発する―Jeroen Cornelissen教授
  7. MEDCHEM NEWSと提携しました
  8. 有機合成化学協会誌2018年4月号:脱カルボニル型カップリング反応・キレートアミン型イリジウム触媒・キラルリン酸・アリル銅中間体・窒素固定
  9. 日本プロセス化学会2019 ウインターシンポジウム
  10. シェンヴィ イソニトリル合成 Shenvi Isonitrile Synthesis

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年7月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

光と水で還元的環化反応をリノベーション

第609回のスポットライトリサーチは、北海道大学 大学院薬学研究院(精密合成化学研究室)の中村顕斗 …

ブーゲ-ランベルト-ベールの法則(Bouguer-Lambert-Beer’s law)

概要分子が溶けた溶液に光を通したとき,そこから出てくる光の強さは,入る前の強さと比べて小さくなる…

活性酸素種はどれでしょう? 〜三重項酸素と一重項酸素、そのほか〜

第109回薬剤師国家試験 (2024年実施) にて、以下のような問題が出題されま…

産総研がすごい!〜修士卒研究職の新育成制度を開始〜

2023年より全研究領域で修士卒研究職の採用を開始した産業技術総合研究所(以下 産総研)ですが、20…

有機合成化学協会誌2024年4月号:ミロガバリン・クロロププケアナニン・メロテルペノイド・サリチル酸誘導体・光励起ホウ素アート錯体

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年4月号がオンライン公開されています。…

日本薬学会第144年会 (横浜) に参加してきました

3月28日から31日にかけて開催された,日本薬学会第144年会 (横浜) に参加してきました.筆者自…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP