[スポンサーリンク]

一般的な話題

研究助成金&海外留学補助金募集:公益財団法人アステラス病態代謝研究会

[スポンサーリンク]

令和2年度はじまりました。とはいってもほとんどの大学講義開始は延期、講義もオンライン化が進み、いつもの新年度とは様子が異なっています。そんな中でも4月1日には科研費の発表がありました。今年は「通常」通りですが、来年は現状を考えると大変厳しいものになると考えられます。

さて、科研費の採否に関わらず、本題のの研究助成金に応募してみてはいかがでしょうか。名前はかなり医学系に聞こえますが、創薬科学領域の応募も推奨しているようです。当サイトで公募を宣伝するようになったおかげで、20%ぐらい応募は増え、競争は激しくなっているようですが。

また同時に、海外留学研究助成も募集しています。今年は本当にいけるのか、その部分で不安が残りますが、獲得しなければ始まらないこともあるので、積極的に応募してみましょう。

研究助成金

趣旨

本財団は「疾患の解明と画期的治療法の開発に資する研究」であり、「独創性、先駆性が高い萌芽的研究提案」、あるいは、「臨床的意義の高い成果が期待できる研究提案」を支援します。領域は特に問わず、有機合成化学、天然物化学等も含まれます。

公募期間

日本時間 2020年4月1日(水)9時 ~ 5月29日(金)16時(厳守)

例年よりも募集期間が短くなっております。

応募資格

日本国内で提案研究を実施する研究者

推薦は不要で、年齢制限はありません。応募要領の「5. 注意事項」を御確認下さい。

助成金額

1件当たり200万円を50件に交付。総額1億円。

助成対象期間

2020年12月~2021年11月

選考方法

申請書の評価に基づいて選考委員会において交付対象候補者を選考し、理事会で決定します。

海外留学補助金

趣旨

将来の日本の生命科学の発展を牽引できる人材を育成することを目的として、基礎的な研究能力を修得した日本人研究者が海外の研究機関に身を置き、加速化する生命科学の変化を体感しながら、世界トップレベルの研究者と切磋琢磨するための留学を支援します。領域は特に問わず、有機合成化学、天然物化学等も含まれます。女性研究者、創薬科学分野の研究者からのご応募を歓迎します。

公募期間

日本時間 2020年4月1日(水)9時 ~ 5月29日(金)16時(厳守)

例年よりも募集期間が短くなっております。

応募資格

2020年4月1日~2021年12月31日の期間に1年間以上の海外留学を開始する研究者

推薦は不要で、年齢制限はありません。博士号取得済みもしくは留学開始までに取得見込みの研究者である。詳しくは、応募要領の「4. 応募資格」と「5. 注意事項」を御確認下さい。

助成金額

1件当たり最大400万円を11件に交付。総額最大4,400万円。

助成対象期間

海外留学開始日から1年間

選考方法

申請書の評価に基づいて選考委員会において交付対象候補者を選考し、理事会で決定します。

問い合わせ先

公益財団法人アステラス病態代謝研究会 事務局

〒103-8411 東京都中央区日本橋本町2-5-1

TEL:03(3244)3397  FAX:03(5201)8512

E-mail: byoutai-toiawase@jp.astellas.com(問合せ専用

URL: https://astellas-swift.secure.force.com/byoutai/

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 化学コミュニケーション賞2023を受賞しました!
  2. \脱炭素・サーキュラーエコノミーの実現/  マイクロ波を用いたケ…
  3. 地球外生命体を化学する
  4. オペレーションはイノベーションの夢を見るか? その2
  5. 【21卒イベント】「化学系学生のための企業研究セミナー」 大阪1…
  6. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」⑧
  7. ナノチューブ団子のときほぐしかた [テキサスMRD社の成果]
  8. トリテルペノイドの「トリ」!?octanorcucurbitac…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機化学者の仕事:製薬会社
  2. 長寿企業に学ぶたゆまぬ努力と挑戦
  3. 難溶性多糖の成形性を改善!新たな多糖材料の開発に期待!
  4. 光学分割 / optical resolution
  5. 第3回ITbM国際シンポジウム(ISTbM-3)、第11回平田アワード、第1回岡崎アワード
  6. 芳香環交換反応を利用したスルフィド合成法の開発: 悪臭問題に解決策
  7. メリフィールド氏死去 ノーベル化学賞受賞者
  8. シャープレス不斉アミノヒドロキシル化 Sharpless Asyemmtric Aminohydroxylation (SharplessAA)
  9. Nature主催の動画コンペ「Science in Shorts」に応募してみました
  10. 市川聡 Satoshi ICHIKAWA

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP