[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

プロワイプ:実験室を安価できれいに!

[スポンサーリンク]

 

実験室のお掃除。実験台を綺麗にしたり、試薬やこぼしてしまった溶液を拭き取る。そんな時にかならず使うのがコレ。

そう皆さんご存知、キムワイプ です。毛羽立ちや脱落繊維がないだけでなく、特徴的な緑色のデザイン。実験室の必需品として実験系理系の学生・研究者では知らないものはないでしょう。それもそのはず、同様な製品のなかでキムワイプは圧倒的なシェアを誇っていました。東急ハンズやamazonやなどでも購入することが可能で、「箱がかわいい」「万年筆の手入れに重宝」「メガネ拭き」(ふいちゃだめらしいですが)にと評判も上々。NEVERまとめまでできてしまう始末です→文系にだって知って欲しい!キムワイプの魅力

類似製品に、タオル型の「キムタオル」もあり、こちらも同様に実験室掃除の必需品となっています。

キムワイプ、キムタオルなしでは実験は考えられない!そう思いませんか?私もそう思います。しかし、よく考えてみてください。コレって代替品がないのか?

最近、キムワイプよりも圧倒的に安く、そして同等以上の性能を有する製品が売りだされています。その製品名は

プロワイプ

02161801

キムワイプにそっくりプロワイプ

おいおい!パクリかよ!という声が聞こえてきそうですが(現に私もそう思いました)かなり良い商品です。新しい実験室のお供として今回はこのプロワイプについて紹介したいと思います。

プロワイプとは

ご存じの方もいると思いますが、プロワイプは怪しげな会社がつくっている製品ではありません。販売会社はエリエールビジネスサポート株式会社。そうあのティッシュのエリエールを扱う大王製紙のグループ企業なんです。キムワイプは日本製紙のグループ企業日本製紙クレシアが製造・発売していますが、キンバリー・クラークという米国企業の提携により生産しています。つまり、プロワイプの方が純国産なんですね。

2006年から販売を開始し、もうすぐ10年。ウェスの他にもタオル型の「プロタオル」ならぬ「プロワイプ ソフトタオル」もあります。両者ともAmazonでも売ってます。

プロワイプには、主に正方形型のS220と長方形薄型のS200がありますが、それぞれ特徴があり、S200は毛羽が少なくやぶれにくい、S220はシート間のミシン目がなくS200よりさらに毛羽が少なく、なめらかとなっています。

2015-07-05_16-58-03

またソフトタオルにも主にソフトタオル茶とリサイクルタオルの2種類があり、前者は茶色の成分リグニンが比較的少なく、水分の吸収スピードがはやい、後者は良質な古紙パルプを使って生産しており、地球に優しい環境配慮型商品であるとのこと。

2015-07-05_16-58-10

詳しくは各商品情報を御覧ください。

問題の性能は?

正直比較するものがキムワイプ・タオルしかないので難しいところですが、ワイプ、つまりウェスの使い勝手性能は殆ど変わらないといった印象です。S220はキムワイプよりもコンパクトなので場所をとらないといった利点があるくらい。タオルの方は、吸収性能がより高いと思います。触り心地は殆ど変わりません。

なんでおすすめなの?

冒頭にも書きましたが、結局はコストパフォーマンスです。同等以上の性能を持っているならば安いほうがいいに決まっています。コストもさほど変わらないのならばまだしも、そもそも安いですし、交渉次第でかなり異なります。特に実験以外にでも研究室で使われるタオルなどは、コストも高く、安価なものを望んでいる研究者は多いことでしょう。しかし、ここで疑問が生じます。

なぜキムワイプよりも安いのか?そして、キムワイプも安くなるのでは?

という疑問です。まずはなぜ安いのかはやはり2番手だからです。インベンターの皆さんとしては1番手を尊重したいところだと思いますが、すでに長期間、圧倒的なシェアを誇っていたキムワイプはその恩恵は受けていることでしょう。次に、2番手が台頭すればキムワイプも安くなり、結局変わらないのではと思うかもしれません。せっかく変えたのに、キムワイプが安くなってしまったらまた好きなキムワイプに戻る、といった手間が面倒です。しかし、コレ以上安くできない理由があります。そう、中程に記載したようにキムワイプはキンバリー・クラーク社との提携によってつくっているので、日本での価格を大幅に操作できないのす。つまり100%コレ以上安くならないとはいいませんが、かなり難しい状況でしょう。

ここまで話すとプロワイプの利点がわかってきたと思いますが、では欠点はないのか?

あります。それは知名度の低さです。

「キムワイプのあのデザインの可愛さが気に入ってるんだよ!」

「ずっとこれを使ってきたし」

….わかります。ブランドとはそういうものです。しかしそれを超える価格上の利点があるかぎり、ケムステではぜひオススメしたいと思います。お問い合せや、出入り業者にお願いすれば、まずはサンプルからもらえると思いますので、ぜひ体験してみてください。ケムステを見た!といっていただければ、さらに安く…はならないと思いますが、話は通しやすいと思います。

お問い合わせ先はこちら!

エリエール ビジネスサポート株式会社

住所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-39-7 高田馬場21ビル6F

電話:03-6863-3001(代表)

webmaster

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 炭素をつなげる王道反応:アルドール反応 (3)
  2. 化学合成で「クモの糸」を作り出す
  3. リアル『ドライ・ライト』? ナノチューブを用いた新しい蓄熱分子の…
  4. Reaxys体験レポート:ログイン~物質検索編
  5. この窒素、まるでホウ素~ルイス酸性窒素化合物~
  6. この輪っか状の分子パないの!
  7. 天然物の全合成研究ーChemical Times特集より
  8. 汝ペーハーと読むなかれ

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ヒストン脱アセチル化酵素8(HDAC8)選択的阻害剤
  2. ネフ反応 Nef Reaction
  3. 化学者だって数学するっつーの! :シュレディンガー方程式と複素数
  4. ギルバート・ストーク Gilbert Stork
  5. 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate”
  6. ダイセルが開発した新しいカラム: DCpak PTZ
  7. 日本化学会第85回春季年会
  8. 中谷宇吉郎 雪の科学館
  9. サッカーボール型タンパク質ナノ粒子TIP60の設計と構築
  10. 花王、ワキガ臭の発生メカニズムを解明など研究成果を発表

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

注目情報

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2021年4月号:共有結合・ゲル化剤・Hoveyda-Grubbs型錯体・糸状菌ジテルペノイドピロン・Teleocidin B

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2021年4月号がオンライン公開されました。新…

第144回―「CO2を捕捉する多孔性金属-有機構造体の開発」Myunghyun Paik Suh教授

第144回の化学者インタビューは、ミョンヒョン・パク・ソ教授です。韓国のソウル大学で化学を専攻し、有…

ガラス器具を見積もりできるシステム導入:旭製作所

化学実験に欠かせないガラス器具。自分の使いやすいようにカスタマイズしたいと思いませんか? 昔は大学に…

陰イオン認識化学センサーの静水圧制御に成功~高選択的な分子検出法を確立~

東京工業大学 理学院 化学系の木下 智和 大学院生、福原 学 准教授、立命館大学の前田 大光 教授ら…

第143回―「単分子エレクトロニクスと化学センサーの研究」Nongjian (NJ) Tao 教授

第143回の化学者インタビューは、ノンジャン・タオ教授です。アリゾナ州立大学バイオデザイン研究所バイ…

不溶性アリールハライドの固体クロスカップリング反応

第305回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院工学研究院 (伊藤研究室)・瀬尾 珠恵さんにお…

化学のためのPythonによるデータ解析・機械学習入門

hodaです。今回は筆者の勉強用に読んだ機械学習関連の書籍を紹介します。概要本書は、…

アカデミックから民間企業へ転職について考えてみる 第三回

カデミックから民間企業へ転職した場合、入社後にギャップを感じる人が少なからずいます。もちろん、どんな…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP