[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

プロワイプ:実験室を安価できれいに!

[スポンサーリンク]

 

実験室のお掃除。実験台を綺麗にしたり、試薬やこぼしてしまった溶液を拭き取る。そんな時にかならず使うのがコレ。

[amazonjs asin=”B00CWA23P6″ locale=”JP” title=”日本製紙クレシア キムワイプ S-200 mini 62015 1個入”]

そう皆さんご存知、キムワイプ です。毛羽立ちや脱落繊維がないだけでなく、特徴的な緑色のデザイン。実験室の必需品として実験系理系の学生・研究者では知らないものはないでしょう。それもそのはず、同様な製品のなかでキムワイプは圧倒的なシェアを誇っていました。東急ハンズやamazonやなどでも購入することが可能で、「箱がかわいい」「万年筆の手入れに重宝」「メガネ拭き」(ふいちゃだめらしいですが)にと評判も上々。NEVERまとめまでできてしまう始末です→文系にだって知って欲しい!キムワイプの魅力

類似製品に、タオル型の「キムタオル」もあり、こちらも同様に実験室掃除の必需品となっています。

[amazonjs asin=”B001EHXFBE” locale=”JP” title=”日本製紙クレシア キムタオル 4つ折り 50枚入”]

キムワイプ、キムタオルなしでは実験は考えられない!そう思いませんか?私もそう思います。しかし、よく考えてみてください。コレって代替品がないのか?

最近、キムワイプよりも圧倒的に安く、そして同等以上の性能を有する製品が売りだされています。その製品名は

プロワイプ

02161801

キムワイプにそっくりプロワイプ

おいおい!パクリかよ!という声が聞こえてきそうですが(現に私もそう思いました)かなり良い商品です。新しい実験室のお供として今回はこのプロワイプについて紹介したいと思います。

プロワイプとは

ご存じの方もいると思いますが、プロワイプは怪しげな会社がつくっている製品ではありません。販売会社はエリエールビジネスサポート株式会社。そうあのティッシュのエリエールを扱う大王製紙のグループ企業なんです。キムワイプは日本製紙のグループ企業日本製紙クレシアが製造・発売していますが、キンバリー・クラークという米国企業の提携により生産しています。つまり、プロワイプの方が純国産なんですね。

2006年から販売を開始し、もうすぐ10年。ウェスの他にもタオル型の「プロタオル」ならぬ「プロワイプ ソフトタオル」もあります。両者ともAmazonでも売ってます。

[amazonjs asin=”B00HO93D3Q” locale=”JP” title=”プロワイプ S220 GA10114″][amazonjs asin=”B002P8S9LC” locale=”JP” title=”エリエール プロワイプ ソフトタオル ホワイト 帯どめ 50枚入”]

プロワイプには、主に正方形型のS220と長方形薄型のS200がありますが、それぞれ特徴があり、S200は毛羽が少なくやぶれにくい、S220はシート間のミシン目がなくS200よりさらに毛羽が少なく、なめらかとなっています。

2015-07-05_16-58-03

またソフトタオルにも主にソフトタオル茶とリサイクルタオルの2種類があり、前者は茶色の成分リグニンが比較的少なく、水分の吸収スピードがはやい、後者は良質な古紙パルプを使って生産しており、地球に優しい環境配慮型商品であるとのこと。

2015-07-05_16-58-10

詳しくは各商品情報を御覧ください。

問題の性能は?

正直比較するものがキムワイプ・タオルしかないので難しいところですが、ワイプ、つまりウェスの使い勝手性能は殆ど変わらないといった印象です。S220はキムワイプよりもコンパクトなので場所をとらないといった利点があるくらい。タオルの方は、吸収性能がより高いと思います。触り心地は殆ど変わりません。

なんでおすすめなの?

冒頭にも書きましたが、結局はコストパフォーマンスです。同等以上の性能を持っているならば安いほうがいいに決まっています。コストもさほど変わらないのならばまだしも、そもそも安いですし、交渉次第でかなり異なります。特に実験以外にでも研究室で使われるタオルなどは、コストも高く、安価なものを望んでいる研究者は多いことでしょう。しかし、ここで疑問が生じます。

なぜキムワイプよりも安いのか?そして、キムワイプも安くなるのでは?

という疑問です。まずはなぜ安いのかはやはり2番手だからです。インベンターの皆さんとしては1番手を尊重したいところだと思いますが、すでに長期間、圧倒的なシェアを誇っていたキムワイプはその恩恵は受けていることでしょう。次に、2番手が台頭すればキムワイプも安くなり、結局変わらないのではと思うかもしれません。せっかく変えたのに、キムワイプが安くなってしまったらまた好きなキムワイプに戻る、といった手間が面倒です。しかし、コレ以上安くできない理由があります。そう、中程に記載したようにキムワイプはキンバリー・クラーク社との提携によってつくっているので、日本での価格を大幅に操作できないのす。つまり100%コレ以上安くならないとはいいませんが、かなり難しい状況でしょう。

ここまで話すとプロワイプの利点がわかってきたと思いますが、では欠点はないのか?

あります。それは知名度の低さです。

「キムワイプのあのデザインの可愛さが気に入ってるんだよ!」

「ずっとこれを使ってきたし」

….わかります。ブランドとはそういうものです。しかしそれを超える価格上の利点があるかぎり、ケムステではぜひオススメしたいと思います。お問い合せや、出入り業者にお願いすれば、まずはサンプルからもらえると思いますので、ぜひ体験してみてください。ケムステを見た!といっていただければ、さらに安く…はならないと思いますが、話は通しやすいと思います。

お問い合わせ先はこちら!

エリエール ビジネスサポート株式会社

住所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-39-7 高田馬場21ビル6F

電話:03-6863-3001(代表)

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 日常臨床検査で測定する 血清酵素の欠損症ーChemical Ti…
  2. 光親和性標識法の新たな分子ツール
  3. Branch選択的不斉アリル位C(Sp3)–Hアルキル化反応
  4. それは夢から始まったーベンゼンの構造提唱から150年
  5. 二酸化炭素をメタノールに変換する有機分子触媒
  6. 魔法のカイロ アラジン
  7. シンポジウム・向山先生の思い出を語る会
  8. 超分子化学と機能性材料に関する国際シンポジウム2016

注目情報

ピックアップ記事

  1. グレーサー反応 Glaser Reaction
  2. 化粧品用マイクロプラスチックビーズ代替素材の市場について調査結果を発表
  3. NIMS WEEK2021-材料研究の最新成果発表週間- 事前登録スタート
  4. 化学のちからで抗体医薬を武装する
  5. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑳ドッキングステーションの巻
  6. 5社とも増収 経常利益は過去最高
  7. 三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功
  8. tert-ブチルメルカプタン:tert-Butyl Mercaptan
  9. MSH試薬 MSH reagent
  10. カーボンナノチューブの分散とその応用【終了】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2015年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

“とび跳ねる水滴”に潜む物理 〜接触時間とエネルギー源で読む撥水・防氷のテク〜

熱したフライパンに落ちた水滴が、玉になってコロコロと走り回り、冷えた面では、結露水が合体した瞬間に跳…

AI時代に研究者がすでに持っている力・これから伸ばしたい力

論文要約や文献検索など、研究現場でもAI活用が日常化する一方、「自分の仕事の先行き」に漠然とした不安…

miHub®を活用した探索的データ解析の実践

開催概要研究開発においてデータ活用が進む中、機械学習モデルの構築や予測解析に…

“ある特効薬”のはなし ~本田宗一郎氏の回想から

Tshozoです。最近実家に戻っては色々と廃棄するなどの店じまいを少しずつ進めているのですが、中…

高分子鎖を束ねた新しい共重合体「束状共重合体」が誕生

第715回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 工学系研究科(植村研究室)に所属されていた亀谷…

2026年「有機溶媒危機」へのアンサー。北大発・メカノクロスが挑む、溶媒に依存しない新たな合成法 = “メカノケミカル有機合成”の社会実装

株式会社メカノクロスは、メカノケミカル有機合成技術の社会実装に挑む北海道大学発の…

“壊れないよう” に作ってきた半導体ポリマーを、あえて “壊れるよう” に作る化学

半導体ポリマーは長いあいだ、「いかに壊れにくく、長持ちさせるか」といったような安定性を競って進歩して…

有機合成化学協会誌2026年7月号:固体高分子電解質・電子ドナー・アクセプター錯体・機械学習法・trichodermamide類・エナンチオ選択的スキップジエン合成法

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2026年7月号がオンラインで公開されています。…

第62回Vシンポ「見えない空気を科学する~センサによる室内環境・臭気の見える化と快適空間デザインの最前線~」を開催します!

こんにちは、Macyです。第62回Vシンポのご案内をさせていただきます。今回は、前回同様…

【協和ファーマケミカル】新卒採用情報(2028年卒)

協和ファーマケミカルが求めているのは、有機合成の知識や実験経験を身につけ、活かし…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP