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岩澤 伸治 Nobuharu Iwasawa

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岩澤 伸治 (いわさわ のぶはる、1957年x月x日-)は、日本の有機化学者である。東京工業大学 教授。(写真:Tokyo Tech News)

経歴

1984 東京大学 博士号取得(向山光昭 教授)
1984-1991 東京大学 助手
1989-1990 イェール大学 博士研究員(Samuel J. Danishefsky教授)
1991-1993 東京大学 講師
1993-1999 東京大学 助教授
1999-現在 東京工業大学 大学院理工学研究科 化学専攻 教授

受賞歴

1988 日本化学会進歩賞
2001 手島記念研究賞(研究論文賞)
2006 日本化学会学術賞
2016 科学技術分野 文部科学大臣表彰

研究概要

求電子的遷移金属錯体によるアルキン活性化と化合物合成への応用

タングステン・クロムカルボニル錯体などはカルボニル配位子の強力な電子求引性ゆえに、アルキンを活性化して求電子的な反応を触媒的に進行させる。

岩澤研究室HPより引用

参考文献

  1. ”Author Profile – Nobuharu Iwasawa” Angew. Chem. Int. Ed. 2011, 50, 1224. DOI: 10.1002/anie.201006869

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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