[スポンサーリンク]

ケムステニュース

粉いらずの指紋検出技術、米研究所が開発

[スポンサーリンク]

XRF米ロスアラモス国立研究所の研究者が、指紋が付着面の性質から通常見えない場合にも対応できる新しい指紋検出法を開発した。 この方法は、マイクロ蛍光X線という技術を使って指紋の跡に残っている化学元素を検出するもので、指紋が変形してしまう恐れがないと、このプロジェクトのメンバーである研究者のクリストファー・ウォーリー氏は語る。

 「従来の方法は通常の光で指紋パターンをとらえる。そのため、指紋に粉をかけて際立たせなければならないが、そうすることで指紋を変形させてしまう場合がある」とウォーリー氏。「新しい手法なら指紋に一切触れる必要がなく、変形の心配もない。指紋に残存している元素を特定し、同時に指紋パターンを取得できる」

 この方法では、X線の細いビームを照射して指紋が付いた面をスキャンし、その結果からコンピュータ画像を作成する。

 機器のコストは約17万5000ドルだ。(引用:ITmediaNews

物質にX線を照射すると、その物質の構成元素に固有のエネルギー(蛍光X線、X-Ray Fluorescence Spectrometry)が放出されます。この蛍光X線を分光し、波長と強度を測定することで、物質中の元素の種類と量を分析することができます。

関連書籍

[amazonjs asin=”425414072X” locale=”JP” title=”蛍光X線分析の実際”][amazonjs asin=”4320043960″ locale=”JP” title=”蛍光X線分析 (分析化学実技シリーズ(機器分析編6))”]

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. エーザイ、医療用の処方を基にした去たん剤
  2. トムソン・ロイター:2009年ノーベル賞の有力候補者を発表
  3. 米デュポン、原料高騰で製品値上げ
  4. アレルギー体に抑制力:岐阜薬科大学長ら発見
  5. 塩野義 抗インフルエンザ薬製造・販売の承認を取得
  6. ねじれがあるアミド
  7. 磁性液体:常温で液体になる磁性体を初発見 東大大学院
  8. レッドブルから微量のコカインが検出される

注目情報

ピックアップ記事

  1. 元素周期 萌えて覚える化学の基本
  2. The Journal of Unpublished Chemistry
  3. タンパク質の構造ゆらぎに注目することでタンパク質と薬の結合親和性を評価する新手法
  4. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり : ① 「ほんとスタンド」 の巻
  5. 第六回ケムステVシンポ「高機能性金属錯体が拓く触媒科学」
  6. ニコラウ祭り
  7. 被ばく少ない造影剤開発 PETがん診断に応用へ
  8. チャイタン・コシュラ Chaitan Khosla
  9. シランカップリング剤の反応、効果と応用【終了】
  10. キレトロピー反応 Cheletropic Reaction

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年4月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

光でゆがむ分子 ― アルミニウム錯体の対称性の破れをコヒーレント振動分光で観測

第711回のスポットライトリサーチは、九州大学大学院理学研究院 化学部門(分光分析化学研究室)・江原…

有機合成のカラム精製に革新を 〜モノリスカラムで変わる「研究のスピード」〜

筆者の研究室では有機合成を行っています。合成も大変ですが、何より大変なのが精製操作。最近、とある…

酸素は系内に入り込み続ける【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

アンモニウム構造によりラジカル種の発生位置を完全に制御!

第710回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の榊原 陽太(さかきばら …

化学つれづれ草【ある研究者の回想】

概要物理化学者で量子機能材料を専門とする著者によるエッセイ集.化学者としての研究,教育,人生…

第60回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、有機化学分野で研究を行う全国の大学院生を中心とした若手研究者が集い、…

ノーベル賞受賞者と語り合う5日間!「第18回HOPEミーティング」参加者募集!

申し込みはこちら概要主催:独立行政法人 日本学術振興会(JSPS)開催地:神奈川…

光触媒による高効率なCO2還元の実現―まさかの光を弱く当てることが重要だった―

第709回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 理学院(前田研究室)博士後期課程2年の仲田竜一 …

「π-πスタッキング」という言葉が生む誤解【芳香環の相互作用を見直す: 前編】

芳香環が平行に並んで近接しているとき、その構造を「π–π スタッキング」と表されることがよくあります…

一重項酸素によるC(sp2)−P結合切断を用いた長波長光によるリン化合物のアンケージング

第 708 回のスポットライトリサーチは、同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 5…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP