[スポンサーリンク]

ケムステニュース

富士通、化合物分子設計統合支援ソフト「キャッシュ」新バージョンを販売

[スポンサーリンク]



CaChe


当社は、化成品や医薬品の原料となる化合物の分子設計を支援する統合ソフトウェア「CAChe(キャッシュ)」の新バージョン「CAChe V7」を開発し、本日より販売開始します。
 今回は、可視光・紫外線の吸収波長計算ソフトウェア「MOS-F(モスエフ)」を新たに搭載するとともに、タンパク質の安定構造を高速に計算するオプションソフトウェア「CAChe LocalSCF(ローカルエスシーエフ)」の機能を強化しました。
 これらの新機能により、インクなどの発色に関連した研究精度の向上やゲノム創薬関連の研究における幅広い適用が可能になり、化学・製薬分野の研究の効率化に貢献します。(引用:日経プレリリース)

 富士通の分子モデリングシステムであるCACheバージョンアップしました。MOS-Fの搭載により分子の可視光、紫外線の吸収波長が計算でき、色素などの発色材料関連の研究に使えそうです。また、生体高分子用高速半経験的分子軌道計算プログラムである、「CAChe Local SCF」のバージョンアップにより、電子数の多い元素を含むたんぱく質等の生体高分子の分子最適化も高速になったそうですね。

関連リンク

計算化学統合システムCAChe

有機化学者のための計算化学


関連書籍



実験化学講座〈12〉計算化学

?




コンピュータで分子の形をみる―分子力場計算入門

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 原油高騰 日本企業直撃の恐れ
  2. 信越化学、塩化ビニル樹脂を値上げ
  3. サンケイ化学、フェロモン剤を自社生産
  4. 英グラクソスミスクライン、抗ウイルス薬を大幅値引きへ
  5. 第六回サイエンス・インカレの募集要項が発表
  6. 経営統合のJXTGホールディングスが始動
  7. 200MHzのNMRが持ち歩けるって本当!?
  8. 日本薬学会第144回年会「有機合成化学の若い力」を開催します!

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. アメリカで Ph.D. を取る –エッセイを書くの巻– (後編)
  2. オルトメタル化 Directed Ortho Metalation
  3. シーユアン・リュー Shih-Yuan Liu
  4. 宇宙に輝く「鄒承魯星」、中国の生物化学の先駆者が小惑星の名前に
  5. 磁性流体アートの世界
  6. 褐色の要因となる巨大な光合成膜タンパク質複合体の立体構造の解明
  7. 子供と一緒にネットで化学実験を楽しもう!
  8. 海底にレアアース資源!ランタノイドは太平洋の夢を見るか
  9. π拡張ジベンゾ[a,f]ペンタレン類の合成と物性
  10. 太陽ホールディングスってどんな会社?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP