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身のまわりの分子

カリックスアレーン /calixarene

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カリックスアレーン (calixarene)は、フェノールとホルムアルデヒドが環状に縮合してできた分子である。

  • 歴史・用途

その形状から、ギリシア語の「杯(calix)」と「芳香族化合物(arene)」を組み合わせて「カリックス[n]アレーン」と名付けられた。[n]は、縮合しているフェノールの単位数を示す。例えば上記のような四量体はカリックス[4]アレーンと表記される。

自己組織化化学・分子認識・ホストゲスト化学研究における、テンプレート・構造単位としてよく使われる。

  • 合成法

4-t-ブチルフェノールとホルムアルデヒドの脱水縮合により、容易に合成される。条件を適度に調節する事で、重合数の制御も可能。

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  • 関連文献

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  • 関連書籍
超分子の未来―美しさを超えた分子システムの構築をめざして (化学フロンティア)
化学同人
平尾 俊一(編集)原田 明(編集)
発売日:2000-06
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 見ているだけでも・・
  • 関連リンク

史上最強の錯体 (有機化学美術館・分館)

カリックスアレーン – Wikipedia

Calixarene – Wikipedia

超分子美術館

分子の杯・カリックスアレーン (1) (2) (有機化学美術館)

今月も包接化合物/カリックスアレーンとチアカリックスアレーン (生活環境化学の部屋)

New Trends in Calixarene Chemistry

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cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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