[スポンサーリンク]

身のまわりの分子

バイアグラ /viagra

[スポンサーリンク]

viagra.gif

バイアグラ(viagra)は、ファイザーが製造・販売する勃起不全(Erectile Dysfunction:ED)の治療薬である。化合物名称はシルデナフィル(sildenafil)

  • 歴史・用途

社会現象まで巻き起こしたほどの有名な薬で、名前を知らない人は恐らくほとんどいないでしょう。

体内ではホスホジエステラーゼV型を阻害することで血管拡張作用を示します。。もともとは狭心症治療を期待して開発が進められていたのですが、臨床試験において陰茎勃起作用が促進されることが確かめられたため、現在のような形で売り出される事になりました。

?

  • 関連文献
  • 関連書籍
涙と笑いの奮闘記―全米セールスNo.1に輝いた
アスペクト
Jamie Reidy(原著)高橋 則明(翻訳)
発売日:2005-11
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 アメリカのMRの営業奮戦記
ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬 (文春新書 (051))
文芸春秋
発売日:1999-07
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 ライフスタイル・ドラッグという存在に
パンツの中の健康
双葉社
発売日:2004-11-17
おすすめ度:5.0
  • 関連リンク

クエン酸シルデナフィル – Wikipedia

Sildenafil – Wikipedia

Viagra official site

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. メントール /menthol
  2. ペラミビル / Peramivir
  3. 化学者のためのエレクトロニクス講座~無電解卑金属めっきの各論編~…
  4. ヨードホルム (iodoform)
  5. トロンボキサンA2 /Thromboxane A2
  6. アントシアニン / anthocyanin
  7. エンテロシン Enterocin
  8. ノルゾアンタミン /Norzoanthamine

注目情報

ピックアップ記事

  1. 99.7%の精度で偽造ウイスキーを見抜ける「人工舌」が開発される
  2. π拡張ジベンゾ[a,f]ペンタレン類の合成と物性
  3. Newton別冊「注目のスーパーマテリアル」が熱い!
  4. ブルクハルト・ケーニッヒ Burkhard König
  5. 近赤外光を吸収する有機分子集合体の発見
  6. 分子1つがレバースイッチとして働いた!
  7. ポリフェノールに食品アレルギー予防効果
  8. 下村 脩 Osamu Shimomura
  9. 正立方体から六面体かご型に分子骨格を変える
  10. サイアメントの作ったドラマ「彼岸島」オープニングがすごい!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目情報

最新記事

岩田浩明 Hiroaki IWATA

岩田浩明(いわたひろあき)は、日本のデータサイエンティスト・計算科学者である。鳥取大学医学部 教授。…

人羅勇気 Yuki HITORA

人羅 勇気(ひとら ゆうき, 1987年5月3日-)は、日本の化学者である。熊本大学大学院生命科学研…

榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA

榊原康文(Yasubumi Sakakibara, 1960年5月13日-)は、日本の生命情報科学者…

遺伝子の転写調節因子LmrRの疎水性ポケットを利用した有機触媒反応

こんにちは,熊葛です!研究の面白さの一つに,異なる分野の研究結果を利用することが挙げられるかと思いま…

新規チオ酢酸カリウム基を利用した高速エポキシ開環反応のはなし

Tshozoです。最近エポキシ系材料を使うことになり色々勉強しておりましたところ、これまで関連記…

第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り拓く次世代型材料機能」を開催します!

続けてのケムステVシンポの会告です! 本記事は、第52回ケムステVシンポジウムの開催告知です!…

2024年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

大変長らくお待たせしました! 2024年ノーベル化学賞予想の結果発表です!2…

“試薬の安全な取り扱い”講習動画 のご紹介

日常の試験・研究活動でご使用いただいている試薬は、取り扱い方を誤ると重大な事故や被害を引き起こす原因…

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP