[スポンサーリンク]

archives

トリフルオロメタンスルホン酸ベンゾイル:Benzoyl Trifluoromethanesulfonate

[スポンサーリンク]

温和なベンゾイル化試薬

トリフルオロメタンスルホン酸ベンゾイルは強力なベンゾイル化試薬であり,立体的に込み入ったヒドロキシ基とも反応することができます。この試薬は温和な条件で反応を行うことができ,使用する試薬の数も少ないことから,簡便なヒドロキシ基の保護基導入試薬として利用されています。

[1] “Benzoyl trifluoromethanesulfonate. A mild reagent for the benzoylation of sterically hindered hydroxyls”

L. Brown, M. Koreeda, J. Org. Chem. 198449, 3875. DOI: 10.1021/jo00195a001

[2] “Sequential Catalytic Asymmetric Heck−Iminium Ion Cyclization:  Enantioselective Total Synthesis of the Strychnos Alkaloid Minfiensine”

A. B. Dounay, L. E. Overman, A. D. Wrobleski, J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 10186. DOI: 10.1021/ja0533895

ja0533895n00001

A catalytic asymmetric method for the chemical synthesis of alkaloids containing the 1,2,3,4-tetrahydro-9a,4a-(iminoethano)-9H-carbazole (1) moiety is reported and verified by the enantioselective total synthesis of (+)-minfiensine (4). The central step in this total synthesis is the sequential catalytic asymmetric Heck−N-acyliminium ion cyclization of dienyl carbamate triflate 10, prepared in six steps from 1,2-cyclohexanedione, to give enantiopure 3,4-dihydro-9a,4a-(iminoethano)-9H-carbazole (12) in 75% yield. Iminoethano-9H-carbazole 12 is transformed in six steps to dienyl iodide 17, which undergoes diastereoselective intramolecular Heck cyclization to form pentacyclic intermediate 18. In eight additional steps, this latter intermediate is transformed to (+)-minfiensine (4).

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. MIを組織内で90日以内に浸透させる3ステップ
  2. 新しい芳香族トリフルオロメチル化試薬
  3. [(オキシド)フェニル(トリフルオロメチル)-λ4-スルファニリ…
  4. 【10月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開…
  5. Sim2Realマテリアルズインフォマティクス:データの乏しさを…
  6. 高温焼成&乾燥プロセスの課題を解決! マイクロ波がもたらす脱炭素…
  7. π-アリルパラジウム錯体
  8. 免疫不応答の抗原抗体反応を利用できるハプテン標識化試薬

注目情報

ピックアップ記事

  1. 新しい芳香族トリフルオロメチル化試薬
  2. ミケーレ・パリネロ Michele Parrinello
  3. 化学作業着あれこれ
  4. ガブリエルアミン合成 Gabriel Amine Synthesis
  5. 有機合成化学協会誌2020年10月号:ハロゲンダンス・Cpルテニウム–Brønsted酸協働触媒・重水素化鎖状テルペン・エラスティック結晶・複核ホウ素ヘテロ環
  6. 有機色素の自己集合を利用したナノ粒子の配列
  7. 捏造は研究室の中だけの問題か?
  8. 銅触媒による第三級アルキルハロゲン化物の立体特異的アルキニル化反応開発
  9. 第97回―「イメージング・センシングに応用可能な炭素材料の開発」Julie MacPherson教授
  10. 『主鎖むき出し』の芳香族ポリマーの合成に成功 ~長年の難溶性問題を解決~

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

MDで観るトライボロジー 〜原子が擦れるその場をシミュレーション〜

軽くて強いのに摩耗に弱いチタン合金は、航空機や人工関節に広く使われています。原子が擦れ合うその場を分…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP